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「もものき」 名物編集長 |
「aka」 名物編集長 |
「パンプキンパイ」 やり手副編集長 |
「basil」 新人副編集長 |
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[c]Block 2 PICTURES 2006 |
映画 |
2008/04/18 |
| マイ・ブルーベリー・ナイツ |
| ◎2007フランス.香港 |
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失恋という誰もがぶつかる壁…でも一人一人「これ以上の辛いことなんてない」っていうくらい傷いて、どうしていいかわからない。誰もが体験することなのに、失恋はいつもドラマチックで共感できる。
主人公リジーを演じるのは、映画初主演のノラ・ジョーンズ。もともと彼女の楽曲のファン。ノラの初主演映画が、この作品で本当に嬉しい。ノラの純粋さ、初心さ、温かさが作品とよくマッチしていると思う。 そして何よりもジュード・ロウのかっこいいこと…。惚れ惚れしてしまう。あんなカフェがあったら絶対通いたい(笑)。ジュード演じるジェイミーも本当にナイスガイ。人間味溢れるカフェオーナーだ。
この作品はロードムービーというジャンルに入ると思う。失恋したリジーが傷心を癒すために、気ままな旅に出かける。目的は「新しい自分発見」だろうか。 旅中で出会う様々な人間模様。リジーは自分以外の人々の人生を見ることで、「あたしの人生捨てたモンじゃない」と感じる。 離婚した夫とのいざこざに悩むスーを演じるレイチェル・ワイズ、誰にも心を開かないギャンブラーのナタリー・ポートマン…豪華な顔ぶれである。
ウォン・カー・ワァイ監督らしい「映像で魅せる」感じもする。ジャズをバックサウンドに、独特な映像が流れる。プロモーションビデオのよう。 特に私はブルーベリーパイに溶けるアイスの描写が好き。ドロっと、トロっと溶けるアイスは、止められない時間や留めておけない感情みたい。
「アップルパイはいつも完売なのに、なぜかこのブルーベリーパイだけは売れ残る。売れ残る理由なんてないんだ。ただ誰も選ばないだけ。」 人間は物事に理由をつけたがる。でも本当は、この売れ残るブルーベリーパイのように、理由なんてないのかもしれない。
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[c]Disney Enterprises,Inc. |
映画 |
2008/04/02 |
| 魔法にかけられて(字幕版) |
| ◎2007アメリカ |
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ジゼル:「あなたっていつも『NO』ばっかり!!」
おとぎの国とN.Y.の現代社会のギャップに揺れるプリンセス・ジゼルが、離婚訴訟弁護士のロバートに発した一言。
とても印象深いセリフである。
確かに今の世の中は「あれもダメ」「これもダメ」。壁が多すぎて、世間や常識に囚われてしまっている。生きずらい世の中だ。ウザイくらいポジティブシンキングのジゼルだからこそ言えるセリフである。 一体何が理由で「NO」ばっかり言っているのだろう。可能性は自分の中にある。 たまには「YES」の精神で毎日を生きたい。
しかし、ディズニーもよくもまぁここまで己をパロディったものだ。感心・尊敬の域に値する。でもだからと言って下品じゃない、ちゃんとメッセージがあるから凄い。さすがディズニー。しかもアニメ×実写という新しい境域にチャレンジし、きちんと成功している。音楽も素晴らしい。
ディズニー好きなら、名作の小ネタ満載でたまらないだろう。私もディズニーは大好きなので、自然と笑顔がこぼれてしまう。どうやら私も「魔法にかけられて」しまったみたいだ。
でもエンディングロールの最後に、ディズニーらしい「オマケ」的な何かあるかと思ってワクワクしてみていたけど、今回は何もなかった。ちょっと残念。最後、あのリス君で何かやってほしかったなー。 |
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[c]2008「うた魂♪」製作委員会 |
映画 |
2008/03/24 |
| うた魂(たま)♪ |
| ◎2008日本 |
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ゴリは夏帆ちゃん演じるかすみの合唱部の顧問だと思っていた。でもゴリはきちんとチンピラ風の学ラン姿。「え??生徒役なん??」と、状況が把握できない。 でも観終わると、この役はゴリじゃなきゃ駄目だし、ゴリの魅力を十分に示していると思う。 夏帆ちゃんの作品を見るのは、これが初めて。「天然コケッコー」で一躍注目を集めた、今最も飛躍できる女優として引っ張りだこだ。とびっきりの美人ではないけれど、澄んだ瞳や、ふわぁーっと笑った顔を見ると、こっちの心が洗われるよう。これが夏帆ちゃんの魅力とオーラだろう。
この映画の大きな見所は、やはり合唱シーン。制作側の意図通り、「合唱=ダサい」という概念を、尾崎豊、モンパチの名曲を使用することによって魅力あるものにできている。特に、ゴリ達が歌う「15の夜」は必見。大人には「あぁー自分にもあんな青春があったなぁ!!」なんて、清々しい気分にさせてくれる。
あと個人的には、夏帆ちゃんのおじいちゃん役で出演している間寛平の渋さ。ほとんどセリフないのに、癒しオーラを爆発させている。私はこのシーンでホロっと来てしまった。
一見、映画館で見るほどではないか、と思ってしまうかもしれないが、是非映画館で合唱シーンを見てほしい。 |
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[c]2007 Paramount Vantage, A PARAMOUNT PICTURES company. All Rights Reserved. |
映画 |
2008/03/21 |
| ノーカントリー |
| ◎2007アメリカ |
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ある一つの些細な欲が、大きな悲劇を生む。コーエン兄弟の得意分野だろう。人間の本質的な、ちょっとした「悪」の部分が、勝手に一人歩きして、人生を破滅に導く。まさにこの「ノーカントリー」もそういった映画だ。
アカデミー賞に輝いてなかったら、あるコアなファンに人気が出そうな内容。決して堂々と公にはできない。でも、やはり助演男優賞でオスカーを手にしたハビエル・バルデムの演技には圧巻。本当に怖い。冷酷、人間らしさがこれっぽっちも感じられない。ハビエルと言えば、私のお気に入りの「夜になる前」で主人公を堂々と演じていて、当時からオスカーに届きそうな俳優だとは感じていた。私は、ハビエルがこの「ノーカントリー」も狂気的な殺人鬼・シガー役で、オスカーを手にして敢えて嬉しく思う。
ストーリーは、噂に聞いていたが<不完全燃焼>タイプ。「えっ?終わったの?」と、イスからドリフ並みにズッコケたくなる。そして、主人公は誰なんだろう。保安官のトミー・リー・ジョーンズ?追われるジョシュ・ブローリン??まあ、ある意味でコーエン兄弟らしく、観客の期待と想像を裏切ってくれる。
観る価値があるのか、と聞かれると、ストーリー展開などを期待する人はDVDで良いと思う。しかし、ハビエルの演技はスクリーンで観る価値はあると思う。
「次は誰を殺そうか」撮影中、ハビエルは冗談でよく言っていたらしい。 |
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