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「やっぱり、最前列ど真ん中!復活」 名物編集長 |
「ナマケモノのねごと」 頼れる副編集長 |
「ちょこっと映画おたく」 できるアシスタント |
「とらとら★TRTR」 名物編集長 |
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[c]2008「K-20」製作委員会 |
映画 |
2008/11/25 |
| K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 |
| ◎2008日本 |
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時は第二次世界大戦の無かった帝都という設定から始まります。 冒頭から「これはフィクションです」ということを断り、観る者を物語へ。
サーカスの人気大道芸人、平吉は貧しいながらも仲間と明るく暮らしている。 ある日、平吉の元に明智小五郎の結婚式盗撮を依頼するカストリ誌記者が・・・・
ほんのり大正浪漫や明治末期を思わせるような舞台設定。 一応、少年探偵団や小林少年、明智小五郎も出てきますが、 江戸川乱歩もの、としてではなく、 飽くまでも「怪人20面相・伝」というサブタイトルのとおり、 この物語のための登場人物だ、ということを思って鑑賞してください。
主演の金城武は黒装束で街を走り抜ける姿はファンでなくても見惚れます。 また、街の撮影には九州(大牟田、九大)で二箇所、上海ロケもあるそうで、 一体どこで撮影されたのか、というのを考えるのも楽しいものがありました。
主演以外でも、國村準さんが抜群に渋く、彼抜きでは語れません。 小道具でも、平吉が可愛がっている小動物があの映画と同じなのにもニヤリ。
非現実的、劇画的過ぎた部分が多々あり、ちょっと残念なのですが、 それを抜きにしても夢があって、二時間を越える作品なのにあっという間でした。 エンディングもオアシスというので違和感があるかと思いましたが、意外にマッチ。
怪人20面相は一体誰なのか?そして平吉は疑いを晴らせるのか? 是非劇場で答を見つけてみてください、楽しい映画です。 |
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[c]2007 CAPITOL FILMS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED. |
映画 |
2008/11/24 |
| その土曜日、7時58分 |
| ◎2007アメリカ |
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【オリエント急行殺人事件】のシドニー・ルメットの最新作と聞き、 矢も盾もたまらず観に行きました。
郊外の個人宝石店に強盗が押し入る。 店番の老婦人が撃たれ、強盗犯も彼女の反撃に遭い死亡する。 その現場から逃げ去る変装した男、彼こそが・・・・
この一つの事件を軸に、そこに至るまでが人物ごとにフラッシュバック、 冒頭で事件の輪郭をぼかすことで、動機と心情を浮かび上がらせる。 最近多く見られる「手法」と、古からある家族や兄弟といった「絆」、 これらを上手く融合させることで、観ている者の目前に問題を提示する。
ルメット監督は84歳という高齢を感じさせないスピーディーな展開、 配役の妙もさながらですが、家族という絆が綻びていく様はあまりに悲しい。 終焉、父親の表情と背中、そして選択には誰しも苦い想いを抱くことでしょう。
それにしても、冒頭の「悪魔に見つかる前に」という意味を噛締めてしまうほどに、 人生とはほんの些細なことでどんな方向にも転がるということと、 子は親を選べないけれど、親も子を選べないということ。
一見人生に成功した兄、弱さを売りにした弟、白痴美な兄嫁、寡黙な父。 劇中の誰に共感し、反感を持つか、という部分も興味深いところ。
物語は暗く、歯がゆく、そして救いが無い。 しかし、人間の暗部に鋭く切り込む作風はやはり素晴らしい。 人間の深層部を知りたい、という人にはお薦めしたい作品です。 |
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[c]2008 Three Kingdoms Ltd. |
映画 |
2008/11/16 |
| レッドクリフ PartI(字幕版) |
| ◎2008アメリカ.中国.日本.台湾.韓国 |
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魏の曹操を相手に蜀と呉は戦いを決意する。 蜀、劉備の知将・諸葛孔明、呉・孫権の軍師・周瑜を軸に、 赤壁の戦いまでの蜀と呉、そしてその周辺を描いたPart1。
この作品でジョン・ウー監督が描きたかったのは「友情」と「愛」だということ。 本来ならば男臭くなりがちな三国志が男女問わず楽しめます。
何よりも自分的に感嘆したのは、三国志の知将たちの「知性」 本当の賢者は理解しあうのに言葉は不要である、という描写が実に巧みであり、 脚色はあれども琴の協奏には響きあう知を感じました。
実の所、「三顧の礼」「水魚の交わり」程度しか知らなかったのですが、 冒頭の日本のみの導入部分が挿入されていることが功を奏し、 大変分かりやすく、三国志入門として物語に入り込め、 金城・孔明、トニー・周瑜に加え、関羽、張飛、趙雲三武将が魅力的。 キャストも成功していると言えるでしょう。
やや戦闘シーンが長いような感をも受けますが、 【M:i-2】での美しいアクションシーンを彷彿とさせる所が多々あり、 動と静の使い分けが流石はジョン・ウー。
この映画は制作費が足りずに、ジョン・ウー監督は自腹を切ったそう、 その心意気と、Part2への期待を込めて星4つをつけたいと思います。 最後まで席を立たないことを強くお薦めしたい。 |
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映画 |
2008/10/27 |
| 歩いても 歩いても |
| ◎2007日本 |
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ああ、懐かしいな、という感覚がまずは自分を襲った。 田舎育ちの自分からしたら、懐かしくも小うるさく厄介な故郷・・・ という原風景が自分の中に広がり、それが主人公達とリンクする。
子供たちが大人用のサンダルを履いて近所を散策する。 花をちぎり、スイカをかじり、時折大人達の会話に耳をそばだてる。
大人達はそれぞれに大人の事情があり、亡き者についての集まり、 「命日」であるということを「メメント・モリ」(死を祈る)のでなく、 「恨んだり」もう「忘れたかったり」または「現実が大事」であったり。
色々な思いが交錯する中で、子は親の「老い」と対峙するが、 親の中では子はいつまでも子は「子」であり続けるのだ、 小さな可愛らしい瞳を持ったままで。
それにしても「生きていること」というのは実に面倒くさいのだ、 というのを登場人物たちがそれぞれの生活の中にちらちらと垣間見せる。 それが実に上手く、配役の妙がここで生きてくる。
特に、子を失い怒りをどうしようも無く15年もずっと持て余している両親、 原田芳雄、樹木希林がそこを上手く演じていて、石段での二人の後姿が切ない。 それでも生きている、とでもいうべき現実的な姉YOU、 主人公の阿部寛はイライラ感と大人気なさが上手く融合。
ゴンチチのギターも効果的に使われていて、望郷の感が募る。
鑑賞した後に、今度帰省するときには少しだけ親に優しくしたい、 そんな風に思わせてくれた作品、鑑賞して良かった。 |
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