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映画 |
2008/06/07 |
| ラスベガスをぶっつぶせ |
| ◎2008アメリカ |
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●MITの教授(ケビン・スぺーシー)は、かつて得意の数学を駆使したイカサマでラスベガスで荒稼ぎをしたが、今は自らは表に立たず、自分の教え子の中から優秀な学生を選んで、必勝法を訓練させ、自分は影の司令塔となって再び荒稼ぎをしている。
●しかし、カジノ側もやがて彼らの存在に気が付き、調査を始める。その担当(ローレンス・フィッシュバーン)は、かつて、イカサマ師=教授にさんざん荒稼ぎされたために首になったことがあり、いまや、崖っぷちで職を賭してイカサマと対峙している男だった。
●この両者の対立構造のもたらす緊張感も心地よいし、ラスベガスの高級カジノのゴージャスな絵も見栄えがあっておもしろいのだが、いよいよという終盤の仕掛けが期待したほどの出来ではなかった。 なぜなら、ケビンとローレンスの過去のエピソードが十分描かれていないので、ラストのどんでん返しに説得力がないのだ。二人の過去数年か十数年か忘れたが、その古い確執が今も両者の人生に影を落としていて一日もその存在を忘れられないでいる、といった風な説明ができておれば、なるほど、と納得できたろうに。惜しい。 |
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[c]2007 The Weinstein Company |
映画 |
2008/06/07 |
| ミスト |
| ◎2007アメリカ |
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 | 悪意も嫌悪感もすべては異和感の齎す防衛本能から生ずる |
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このレビューはネタバレ要素が含まれています。
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●全編にわたって、画面に釘付けになる。ものすごい緊張感の連続。これぞ映画の醍醐味。
●妙な霧のために小さな町の住民の多くがスーパーマーケットに軟禁状態になる。ミストの中には何か恐ろしいものがいて人の命を奪うからだ。出てゆきたくとも出てゆけない。その正体も、しばらくは見当もつかないが、徐々に明らかになり、つまりは、モンスターなのだが、それが明かされたところで、興趣が損なわれることはない。 ●怖いのは、怪物だけではない。人々の恐怖心の中にこそもっと恐ろしい怪物がいて、その怪物とも観客は少数派の主人公たちと一緒に闘わなくてはならないからだ。外にも怪物。中にも怪物。恐怖はどんどんと増大してゆく。
●密室の中での恐怖が生む心理サスペンスとしても恐ろしい。
●恐怖の中で、政治が生まれ、宗教が生まれるのを僕は目の当たりにした。
●ラストに救いはない。カタルシスもなく、冷え冷えとした心持でスクリーンを後にすることになる。モンスターパニック映画という分類もできるかもしれないが、過去のこの手の凡百の作品とは明らかに一線を画す名作だ。 |
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[c]2007 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GMBH & CO.KG IV |
映画 |
2008/06/07 |
| ランボー 最後の戦場 |
| ◎2008アメリカ |
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●スタローンも新しい企画はないのか、この頃は昔一花咲かせた映画の続編ばかり。 それも「ファイナル」やら「最後の」という断り書き付きが痛々しい。
●ミャンマーの軍事独裁政権に捕らわれた米・キリスト教支援団(美女一人含む。)の一行を救出するという話。
●人道主義も場合によっては人騒がせではた迷惑なものだ。 ランボーみたいなスーパーマンがいたから、折よく反乱軍が救援してくれたから助かったが、あんなひどい敵中に護衛もなく、公の保証もなく出かけてゆくのがおかしい。 ヒロインは、政府軍の司令官が男色だったから貞操を奪われず、なぜか雨あられの砲撃にも当たらず、地雷を踏むこともなく、助かったが、なんという御都合主義。リアリティの欠如。
●一方で、本作は、爆撃で人体が引きちぎれ、吹き飛ばされるというこれまでの映画とは一線を画すリアリティの追求シーンがふんだんである。そのために顰蹙を買っているようだが、これはこれで良かろうと思う。 本当の戦場はこんなものなんだろう。 刀で切られても血も出さずに倒れるかつての東映時代劇のような表現方法もあるだろうけど、現代では通じない。
●這這の体で救出された人道主義者の諸君が、やっぱりまだ、外国の被抑圧人民のために命をかけたいと思うか、それを知りたかった。
●本作はスタローン地震が監督をしているが、テンポよく、迫力があり、物語に無理があるとしても、演出の技はなかなかのものだと思った。 |
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[c]2008「僕の彼女はサイボーグ」フィルムパートナーズ |
映画 |
2008/06/07 |
| 僕の彼女はサイボーグ |
| ◎2008日本 |
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 | 理解が困難 |
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このレビューはネタバレ要素が含まれています。
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●「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨンが日本で撮った作品。「猟奇的・・・」の奇跡的な面白さは、その後まったく継続していないから、今回も全く期待していなかったら、ホンに期待どおりの出来。
●それでも前半は、万引きシーン(もっと無理のない方法で変身できたでしょうに、安易な展開だ。)を除けばそこそこおもしろくて期待させたのだが、終盤の大地震はなんですか? あそこまでやらなくとも物語は成立するのに。 「彼女」もあんな形で壊れなくとも成立する話なのに。
このあたりの突飛さは単なる思いつきなのだろうか、それともよく考えてのことなんだろうか? スピルバーグのA.I.も終盤にずっこけたが、似たような話の本作も同じ道をたどった。
●某評論家が、採点不能と評価していたが、確かに、まともに評価するような作品ではない。ヒロインの綾瀬はるかは、本当にサイボーグのような顔立ち、スタイルで良く似合っていたけれど。 |
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