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映画 |
2007/09/29 |
| サルバドールの朝 |
| ◎2006スペイン |
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この映画はストーリー的には初めから判りすぎる程はっきりしている。 自由を愛した青年が死刑判決を言い渡されて死んでいくというものだ。
だが、自由を求めただけなのに何故死ななければならなかったのか?それを考えればおかしな話だ。 勿論反政府活動のための搾取として銀行強盗をしたことなど、罪を犯したのは事実だ。罪は償わなければならない。 しかし、自由を求めるということは殺されなければならない程悪い事なのか?・・・・・いや、違う。 けれど、実際にサルバドールは殺されてしまった。
この映画は自由に向かって走り出した青年がほんの少しの歯車のくるいで、死へと突き進んでしまった様子が克明に描かれている。 また、この映画の見所は死へと追いつめられていく青年サルバドールの有り様を淡々と表現したことにより、事の重大さが観る側に重くのし掛かってくる点にある。
看守ヘススに注目!!
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映画 |
2007/08/07 |
| ブラインドサイト 小さな登山者たち |
| ◎2006イギリス |
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チベットの盲学校の生徒達がヒマラヤ登山で、山頂を目指す、その全てを描いたドキュメンタリー。 チベットでは古くから、盲目の人は前世での悪行の罰とか悪魔にとりつかれた為目が見えないと決めつけられ、家族からも、社会からも排除されてきた。 (この状況は『エマニュエルの贈りもの』のエマニュエルがガーナで受けてきた迫害と同じ構造で、典型的な障害者差別の構造として、古くから万国共通で行われてきたものと考えられる。) そんな中、ドイツの盲目の女性サブリエはチベットで盲学校を開いた。 そして、チョモランマ登頂に成功した盲目の登山家エリックとの出会いにより、生徒達に「盲目であっても健常者と同じことが、同じ人間としてやれば出来る」という自信を持たせるために、生徒達とヒマラヤ登頂を目指す。 山頂を目指すうちに子供たちをサポートするクルーの中で様々な葛藤が生まれる。 「健常者であれば、登り得た者だけが見ることの出来る山頂からの眺めを見る事により達成感を味わえるが、盲目の子供たちにそれは出来ない。では何をもって達成感を味わわせられるのか」 「子供たちに希望を与えると言いながら、子供たちを利用して、盲人の可能性を誇示しようとしているだけではないか」 「山頂を目指すと決めた以上、たとえ一人だけでも子供たちの中から山頂に立つ者を出さなければならないだろう」 天候や、参加した子供たちの健康状態が逼迫していく中で、クルー達の間では考えつく限りの問題点を洗い出し、当初の目的は何だったのか、どんな意義を求めているのか、このプロジェクトの成功とは、等々あらゆる事が話し合われた。 その結論はその目で確認してみて下さい。そして、その結論までの道筋、このプロジェクトの意義を考えてみてほしい。
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