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フレッシャーズ・インタビュー

人気ミュージシャン森山直太朗が新作のアルバムと自身の過去について語る!

森山直太朗Special Interview

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森山直太朗Special Interview

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新社会人諸君!大志を抱け

心に響く真っ直ぐな歌声と特徴的なファルセット、繊細で美しい歌詞、そして時にテレビ番組で見せるお茶目なトーク…。そんな多面的な魅力を持つ、森山直太朗さんらしいアルバム『諸君!!』が3/5にリリースされた。1年4カ月振りとなるオリジナル・フル・アルバムに収録されたのは、どれも個性的な全13曲。中でも特筆すべきは、アルバムタイトル曲でもある「諸君」、だろう。

「今回はコンセプトを設けずに勝手気ままに曲を作っていったこともあり、とてもバラエティに富んだアルバムになるなと思っていました。でもなんだかそれだけの、つまらないものになりそうでもあったのを、『諸君』ができたことによって“これが歌いたいがために他の曲も作られたんだ”と感じられるようになったんです」

今回、その「諸君」のPVを森山さん自身が初監督した。いつも曲作りをする時にはその曲の原風景があり、曲のイメージを伝える時には必ず絵を描くという森山さんだが、大切なこの曲がどうすれば一番よく伝えられるのか考えたとき、原風景とは別のイメージがすぐに固まったのだとか。

「監督として考えたのは、画面の中の彼が一番嫌がることをしよう、ということ。ふだん誰にも見せないような曲作りの姿を一発撮りする−というものでした」

ライブ活動を大切にし、「セッションが自分のテーマ」と語る森山さんが、画面の中、ただ一人で弾き語る。何より強いメッセージが耳に飛び込んでくる。

「初めてPVを制作してみて、技術面ではもっと勉強が必要だなぁと感じたけれど、曲を伝える一人の人間としては、映像を通じて自分にしかできないことができたと思う」

シンガーソングライターという天職に就いたように見える森山さんだが、10代のころは音楽を職業にするつもりはなかったという。

「親の姿を見て、音楽は因果な商売であるのを知っていたから、大学3年の時には就職活動もしたんですよ。当時は自分に自信がなく、先の時間のことは不安でいっぱいだった」

楽の道を選んだのは「消去法で」と意外な表現をする。

「演劇が好きで、劇場でアルバイトをしていた時は、きちんとマニュアルをこなせないような『残念な自分』を発見したり、サッカーでプロを目指した時もあったけれど、それもダメだったり。なんだかうまくいかない。他の職業にイメージもわかない。その中で音楽は『やっぱり好きだから』と最後に消去法で残ったものでした」

「やっぱり好き」な音楽だけは続けられたが、思い通りにいかず悩んだり苦しんだり傷つきもした。

「でも人は失敗からしか学べないと思うんですよ。失敗しそうな時は自分がどうしてこんなことをしているのかわからなくなっている。そんな時は、その場だけを取り繕おうとしているからダメ。自分が何をしたいのか、自分自身を見失わず将来のイメージをしっかり持っていれば、自分らしいつまずき方をして歩いていけるはずだから」

最後に新社会人に向けて、森山さんからエールを一言。

「そうですね。やっぱり、新社会人諸君! 大志を抱け!ですね」

森山直太朗Special Interview

撮影=亀山ののこ/取材・文=中林璃映/ヘアメイク=SHIGE

■PROFILE

1976年4月23日生まれ。02年メジャーデビュー。03年「さくら(独唱)」が100万枚を超える大ヒット。デビュー以来、ライブ活動を精力的に続ける。4/12(土)から全国コンサートツアー「諸君!!」がスタート。

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