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遼クン“長嶋茂雄賞”へ23位/国内男子(07/27)
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セガサミーカップ第3日(26日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=7115ヤード、パー72)34位からスタートした石川遼(16)=パナソニック=が、プロ転向後最多タイの6バーディーを奪って2日連続の70をマーク。通算4アンダーの23位と順位を上げた。最終日の逆転Vと、バーディー以上をポイント化して争われる『長嶋茂雄賞』獲得へ、“メークドラマ”を演じてみせる。通算11アンダーとした34歳のすし石垣(本名・石垣聡志)が単独首位に立った。
首位とは7打差。優勝を狙うには厳しいが、遼クンの辞書に『あきらめる』の文字はない。今大会には、バーディー以上をポイント化して争う『長嶋茂雄賞』が併設されており、大会名誉会長の長嶋氏が直接授与することになっている。
「その賞を欲しいですね。アグレッシブにプレーした選手にいただける賞ですから。他の選手にも認めてもらえますし、自分のゴルフにも自信になります」
新たな目標に目が輝く。“ミスター”とのツーショットに思いをはせると「明日、2イーグル取ればいけるかもしれませんよ」と、ニコッと不敵な笑みを浮かべた。長嶋茂雄賞のトップを走る谷原秀人とは9ポイント差。1イーグルで6ポイントだから、2つ奪えば逆転は十分に可能…という計算だ。
この日は自己ベストタイとなる6つのバーディーをマーク。2メートル前後の短いパットを外すなどボギーも4つ数えたが、「バーディーを取れたのがよかった。ボギーの分もバーディーで取り返せてよかった」と攻めのゴルフに満足そうだった。ボギーはいくつ叩いても、長嶋茂雄賞では減点されない。これも積極的な遼クンのゴルフに向いている。
昨年5月の「マンシングウェアKSBカップ」は、最終日に「66」をマークして史上最年少優勝を果たした。今大会の最終ラウンドも「どこからでもバーディーを取っていきたい。バーディー8個を取りたい」。どこまでも前向きなのが遼クンの持ち味だ。自己ベスト「66」の更新が頭の中にある。
そして、その先に待つのは奇跡の“メークドラマ”。長嶋・巨人が首位との最大11.5ゲーム差をひっくり返した1996年のメークドラマは、くしくも同じ北の大地、札幌・円山球場での広島戦勝利から始まった。本家・長嶋氏の目の前で、遼クンが「メークドラマ」の完成に挑む。
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