夜景倶楽部代表・縄手真人氏に聞く 夜景トリビア
夜景を知り尽くした男、夜景倶楽部 新日本三大夜景・夜景100選事務局の代表・縄手真人が教える夜景トリビア。「一番キレイに見える時間帯は?」「三大夜景ってどこ?」など、ちょっと自慢できる内容を聞いてきました!
(なわて まさと) 1974年、三重県生まれ。現在 横浜市在住。同志社大学在住中に夜景活動を開始し、テレビ・雑誌など多方面で活躍。会員1,000名を超える夜景倶楽部の設立。新日本三大夜景・夜景100選 創設者。PCサイト 「こよなく夜景を愛する人へ」 モバイル「夜景へ行こう!」を運営
「こよなく夜景を愛する人へ」 http://yakei.jp「夜景へ行こう!」 http://yakei.jp/mobile/
夜景を見るベストタイムは?
せっかく夜景を見に行くのなら、その美しさを最大限楽しみたいもの。実は、夜景には「最も綺麗に見える時間帯」が存在するのです。これを知っておけば、“夜景初心者”でも大満足のひとときが過ごせるはず。
日没時間から15〜20分後から約15分間(たとえばその日の日没時間が17時であれば、17:15-20から17:30分まで)は、トワイライトタイム(薄暮の時間帯)と呼ばれ、空がロイヤルブルーに染まり、街が輝きだし、一番色鮮やかな時間帯となります。この時間を過ぎた場合、首都圏なら20時まで、大中都市なら23時迄、住宅街が中心のところだと21時頃までが見頃の夜景となります。
東京タワーなどから望める首都圏の夜景なら「平日の20時まで」が見ごろです。オフィス街が夜景の中心となる首都圏は、ビルの照明のある平日の早い時間帯がいちばん光量が多く、迫力のある夜景を楽しめます。さらに言及すると、平日でも特に「週初め」がオススメ。道路の多い首都圏では排気ガスによって大気が汚れがち。でも、週末には比較的交通量が減って大気がリフレッシュされるので、週明けにはクリアな夜景が見られるというわけです。
山から大中都市を見下ろす夜景スポット。東日本では高尾山、湘南平。西日本では生駒山、六甲山などでは、見ごろの時間は少し遅くなり「23時まで」。このレベルの都市であれば、レジャーや仕事帰りのクルマが遅くまで往来し、長く街の光が保たれているからです。一方、政令指定都市がない県など住宅街が中心のエリアでは、深夜には交通量が激減するため「21時まで」がベストです。
長崎県の稲佐山や神奈川県の港の見える丘公園など、港や湖、川などが中心の場所では「真っ暗になる直前」が最も魅力的。人工の光の量が減ることで水面のきらめきが夜に浮かび上がり、ロマンチックな景観を味わえます。
日本三大夜景・世界三大夜景のルーツ
三大珍味、三大庭園などのように、夜景にも特にオススメな「三選」があります。日本で「三大夜景」というと、北海道函館市の函館山、兵庫県神戸市の摩耶山、長崎県長崎市の稲佐山、を指します。
でも、なぜこれらの場所が「日本三大夜景」と呼ばれているのでしょうか?
「日本三大夜景」という言葉が使われ始めた40年ほど前、経済の中心は貿易でした。港町であるこの3つの都市の明かりが豊富だったこと、マイカーの所有率が低く夜景を気軽に見られる手段が整っていない時代に、この3ヵ所だけにロープウェーがあったことが選ばれる背景になっているのではないか、という説があります。
一方、「世界三大夜景」には諸説があり、一般的には、函館、香港、ナポリを指しますが、サンフランシスコやリオデジャネイロ(ブラジル)、ケープタウン(ブラジル)などを「三大夜景」としている地域も
あるようです。こちらは、空路より海路がメインだった時代に世界を航海した船員や乗客たちが決めたのでは、という意見があります。
しかし結局のところ、日本も世界も、そのルーツを示す決定的な根拠はよくわかっていません。ただ、日本は街と港と山が複雑に入り組んでおり、ひとたび山へ登れば、そこからは地域ごとに特徴ある夜景を眺めらる、世界で最も夜景鑑賞に恵まれた国なのです。また、2003年には新日本三大夜景として、福岡県の皿倉山、奈良県の若草山、山梨県の笛吹川フルーツ公園が登録され、夜の観光資源として活用されつつあり、日本は世界でも夜景先進国といえるでしょう。
ちょっとおまけ告白成功率の高い夜景スポットは? 気になる彼女に今夜こそ告白したい!そんな時のデート場所として最適なのが、二人のムードを高める夜景スポット。その中でも、告白成功率の高い“とっておき”をご紹介します!
二人っきりの空間をつくれる穴場的スポットを狙え!
人気夜景スポットである晴海客船ターミナルの近くに位置する豊海埠頭は、レインボーブリッジ、お台場、竹芝桟橋などが望める好スポット。告白が成功しやすい最大のポイントは、駐車スペースが設けられていること(一部立ち入り禁止区域もあるので注意!)。クルマの中から二人きりで夜景を眺めれば、グッと親密な雰囲気に。昼間はトラックが頻繁に行き来しますが、夜には一気に人気が少なくなり静かな時間が過ごせるのも魅力です!
好きな女の子が神奈川県以外の関東出身だった場合にオススメなのがココ。近いわりには横浜をあまり訪れたことがない、という人は意外に多いもの。「来てみたら楽しいね」と、近場の魅力を発見して、彼女のテンションもアップ! 観覧車から、のんびりとみなとみらいの景色を眺めれば、二人の距離がぐっと近付きます。
ディズニー・シーは、いわずと知れた大人気夜景スポット。その裏側の海べりに、夜景の鑑賞の穴場があるのです。ちょっとわかりにくい場所ですが、ホテルミラコスタ側の海沿いに、高台に上れる入り口があり、そこを上ると東京湾岸の夜景を見ることができます。時間帯は、20時30分頃が特にオススメ。そう、ちょうどディズニー・シーの花火が上がるのです。ディズニー気分に浸りながら、ロマンチックな告白を!





