「green bird」の渋谷チームは2005年の12月に誕生しました。僕が勤めるタワーレコードのメンバーや、同じく渋谷で働く人達と立ち上げることができたんですけど、じつはこのように企業と連携して活動を行っているチームは渋谷だけなんです。もともと「green bird」は、地域と密着し、運営も地元の住民が中心となって活動するのですが、渋谷の場合はまず住んでいる方が圧倒的に少なく、活動をするための受け皿もなかった。そこで、どうしようかと考えたていた時に“ならば、この街で働いている人間が地域貢献するというのはどうか”という声が上がり、チームの結成にたどり着いたんです。
「タワーレコード」が協力することになった背景には、「green bird」の旗揚げ当初からオリジナルのゴミ袋の提供や、さまざまな形で支援があったからです。また、「タワーレコード」は企業としてフジロックフェスティバルをはじめとする国内の野外フェスでエコ活動を行っていて、“NO MUSIC, NO LIFE”のマインドで音楽を通して生活を豊かにするために、フェスだけでなく幅広く環境活動を呼びかけていました。そうした企業が主体となって活動することで、「green bird」もゴミを拾う以外の活動に取り組んでいけるかも、という思いがあったんです。まずは、「タワーレコード渋谷店」では、「green bird」に参加して貰える、アースデーマネーの引き換えをスタートしました。これからは他のNPOとも協力し合ってより大きな活動につながる運動を起こしていけたらな、と思っています。
現在、活動は雨天以外の毎月第1・3土曜日の2回。参加するにあたっての決まり事は一切なく、ゴミの分別ができなくちゃダメとか、ちゃんとゴミを拾わなくちゃダメというネガティブな事も何一つ要求していません。大事なのは「渋谷をカッコいい街にしたい」という想いだけです。もちろん、ゴミ拾いを行ったからといって地球の温暖化が止まるわけではありませんが、でも、ちょっとずつ行動を起こしていくのが大切なんだと僕たちは感じています。「ちょっと興味があるからやってみようかな」くらいの気持ちで構いませんので、ぜひ一人でも多くの方に参加して欲しいですね。
また、活動を続けていく中で最近よく感じているのが、“渋谷ってまだまだ変われる可能性を秘めてる街なんだな”ってこと。情報発信の場として知られ、毎日多くの人がこの街を訪れていますけど、でも“人間同士のコミュニケーションができる場”としては、渋谷って非常にミニマムなんですよね。それでも、僕らがこうして「green bird」を立ち上げ、人との繋がりが持てる環境を作っていくことで、“もっといい街に変えていけるかもしれない”って思うようになってきたんです。毎月2回集まってゴミ拾いを行っているだけではありますが、これからも、そうじをした後にちょっとだけ幸せな気持ちになって、環境のこと、そして渋谷の街のことをみんなで考えていけたらいいなと思ってます。













