味は“本物”ながら
値段は庶民派な店

「この世界に入ったのは料理人の高下駄にあこがれてかな」。そう言うのは、高下駄を履き1人で調理場を切り盛りする山田武司さん(42歳)。16歳から名古屋の料亭「河文」で鍋の洗い方から料理を学んだ。7年間の修業後、さらに各地で修業をしたが「河文での修業はいまの自分の料理すべて」と言う。ダシのとり方、盛り付け方…いまも“料理の基礎”を守る。そんな山田さんが一番手を抜かないのは仕入れと素材の味を生かす調理法だ。
野菜は季節の出始めの柔らかくて香りのいいものを使用。風味を生かすため、例えば夏野菜の冷たい炊き合わせは一度に炊かず、一種類ずつそれぞれのダシで調理する。魚は毎朝市場で師崎の魚を中心に仕入れ、調理場に設けられた炭火で魚本来の味を生かして焼く。時には、「釣りが趣味」と言う店主や仲間たちが釣ったものが料理されることもあるという。
料理は大体、一皿2人前くらいの設定で盛り付け。ゆえに居酒屋感覚で和気あいあいと料理をつつける気軽さも魅力だ。

東海大人のウォーカー(7月)
2006年5月26日 発売
味に歴史あり 名古屋の名店 掲載
最終データ更新日:2008年1月23日
*掲載内容は雑誌掲載時のデータをもとに構成しています。 定期的に更新を行っておりますが、 情報が変更になっている場合がありますので詳細はお店へご確認ください。

初夏の一品料理の一例。手前の夏野菜の冷たい炊き合わせ(850円)はゼリー状のダシを絡めた夏らしい一品。奥の加茂ナスの辛子あんかけ(800円)は油に通したナスに、和辛子を溶いたダシをかけ、エビや生麩などを飾り付け。一皿でさまざまな食感が楽しめるように仕上げた

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嘉扇 店舗情報

基本データ
店名 嘉扇
住所 名古屋市名東区山香町428
電話 052-781-6585
※グルメウォーカーを見たとお問い合わせ下さい
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交通アクセス 地下鉄東山線星ヶ丘駅より市バス地下鉄植田行約10分 西山本通3から徒歩1分
営業時間 11:30〜14:00(LO13:30)、17:30〜23:00(LO22:00)、(日)17:30〜
休日 (水)、第3(火)
駐車場 8台
平均予算 [昼]2000円 [夜]5500円
クレジットカード JCB, VISA, MASTER, AMEX, ダイナース, 他
備考 昼:四季の膳1575円、懐石膳<華>2625円 夜:おまかせ懐石4200円、5775円
座席データ
総席数 カウンター10席、座敷28席
1人
良祐
「良祐」
新人編集部員
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