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↑夫の救出に全力を尽くしながらも、いつしか許されない恋に落ちる妻を見事に表現したメグ・ライアン
←ロマンスだけじゃなく、凄まじいサバイバル・アクションや、人質交渉のスリルを体現したラッセル・クロウの熱演にも注目


ウワサの2人が共演する
ラブ・サスペンス巨編
メグ・ライアン&ラッセル・クロウ、この作品で一時は恋仲にまでなった2人が放つ、南米が舞台のサスペンス・アクション巨編。反政府ゲリラに夫を誘拐されたアメリカ人女性の苦悩と、彼女への思慕からゲリラと死闘を繰り広げる人質交渉人の姿を描いた話題作だ。監督は「愛と青春の旅立ち」や「ディアボロス 悪魔の扉」のテイラー・ハックフォード。アンデス山脈の中心部・エクアドルでのロケを敢行し、ダイナミックな映像効果を上げている。
プロの人質交渉人テリー(R・クロウ)の元に、反政府ゲリラに誘拐されたアメリカ人技師ピーター(D・モース)救出の仕事が入った。現場の南米で彼の妻アリス(M・ライアン)と会ったテリーは早速、交渉手順を説明する。だがピーターの会社が保険をキャンセルしていたことが発覚、テリーは事件に関わることができなくなってしまう。
監督・製作:テイラー・ハックフォード 製作総指揮・脚本:トニー・ギルロイ 出演:メグ・ライアン ラッセル・クロウ デビッド・モース パメラ・リード デビッド・カルーソ
(2000米/ワーナー)135分
●丸の内ピカデリー1ほか全国松竹東急系にて公開


©2000 Warner Bros, All Rights Reserved.
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危険な地での燃えそうで燃えない恋!?
壮絶なサバイバル・アクションにも注目
 「グラディエーター」で大ブレイクした武骨なニュー・ヒーロー=ラッセル・クロウと、いくつになっても世界の恋人=メグ・ライアンが共演する注目作。誘拐された夫の命を救うため雇った人質事件専門の交渉人と、依頼主の妻。過酷な状況下、二人の関係は接近し…。メグとラッセルの熱愛報道ばかりが先行し、まるで不倫のきっかけをつくったラブ・ロマンス映画のレッテルが貼られがちだが、これは骨太な社会派サスペンスの佳作。

  ワイルドなラッセル&キュートなメグの、燃えそうで燃えない恋の行方もさることながら、人質交渉のスリル、ジャングルで展開される壮絶なサバイバル・アクションは十分に見ごたえあり。心理描写にもう少し深みは欲しかったけれど。火山の噴火、クーデターの勃発、大雨、事故と、映画を超える災難に見舞われたエクアドルでロケを敢行。その撮影は「まるで戦争」だったとか。スクリーンからは、スタッフ&キャストのピリピリする緊張感がダイレクトに伝わってくる。異郷の地で問題の2人の仲も、映画以上に燃え上がったようだが、所詮、異常で危険な状況で芽生えた恋は、熱しやすく冷めやすい南米の熱病のようなものだったのかもしれない。

清水節●「プレミア」「フリックス」「スターログ」「スロウトレイン」「ドラマティック!」等で編集・執筆中!!


ウワサの2人のロマンスは
映画の宣伝効果を狙った!?
デニス・クエイドとの離婚問題をメグがラッセルに相談したことから始まった2人の熱愛に世界中が注目! そのため映画でもっと色濃く出される予定だった不倫愛テイストは抑え気味になってしまったらしい。結婚確定と騒がれたが、ラッセルがメグとの生活よりオーストラリアの牧場を選んだとか。結局は映画の宣伝効果だった?
PROFILE
'53年米生まれ。「逃亡者」('90)以降、名バイプレーヤーとして大活躍を見せる。代表作は「インディアン・ランナー」('91)、「12モンキーズ」('95)、「ザ・ロック」('96)など
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デビッド・モース
(ピーター・ボーマン役)
常にいい味を出す
“巨体のタレ目男”
実は、本作でものすごくいい味を出しているのが、誘拐されてしまうヒロインの夫を演じるデビッド・モース。「グリーンマイル」の看守役や「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の裏切り男役で素晴らしい演技を見せていた実力派。本作でも身体を張った極限演技に挑戦している。話題作の陰には常に“巨体のタレ目男”の存在ありき!
 


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