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元カップルの共演も話題の
切ないラブ・ストーリー |
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| 「アルマゲドン」「パール・ハーバー」と大作続きのベン・アフレック、「恋におちたシェイクスピア」でアカデミー賞女優となったグウィネス・パルトロウ。私生活では元恋人同士だった2人が共演したピュアなラブ・ストーリー。自分の身代わりに飛行機事故死した男の遺族を見守るうち、未亡人に愛を覚える主人公のせつない心をベン・アフレックが見事に体現。監督は本作が2作目のドン・ルース。脚本兼任で、恋の現実を詩情豊かに描出している。
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| 家路を急ぐ男にチケットを譲ったことで、飛行機事故を免れたバディ(B・アフレック)。だが自分のせいで人ひとりが墜落死したかと思うと、罪の意識に苛まれてしまう。数か月後、バディは男の遺族を訪ねてみようと決心。そこには幼い2人の子供を抱え、必死に人生を切り開こうとする美しい未亡人・アビー(G・パルトロウ)の姿があった。彼はしだいにアビーに惹かれていく。
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監督・脚本:ドン・ルース 製作総指揮:ボブ・ワインスタインほか 出演:ベン・アフレック グウィネス・パルトロウ ジョー・モートン ナターシャ・ヘンストリッジ トニー・ゴールドウィン
(2000米/アスミック・エース)106分
●東劇ほか全国松竹東急系にて公開
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まだ青い若造と成熟した女性の
説得力十分なロマンスに納得 |
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ベン・アフレック&グウィネス・パルトロウで描くラブ・ストーリー。豪華スター共演などと銘打たれているが、映画はハリウッドっぽいスケール感はなく、テイストはインディーズ映画そのもの。
物語は男の側から描かれる。彼は広告会社のヤングエグゼクティブだが、見た目も中身もまだまだ青い。これを演じるベン・アフレックがハマリ役で、“そうそう、お前なんか本当のスターじゃないよ”などと思わずニンマリ。若造が一人前の大人へと成長していく過程を丹念につづっていくが、対するグウィネス扮する未亡人が力強いヒロインとして描かれている。夫に先立たれ、不動産の世界に飛び込んだが、本人は仕事をこなせる自信がない。だが、いざというときには、自分のモチベーションを爆発させて大きな契約をまとめてしまう。さらに自分から男をデートに誘い、関係がギクシャクしてくれば、すかさずその理由を男に問いただす。“これが成熟した女性というものか”などと、納得させられてしまう説得力十分な描写である。
男はクライマックスで、ある決断を迫られる。だがこのころには、観客は愛情たっぷりな眼差しで男を応援していることだろう。監督のドン・ルースはまだ2作目だが、人間を見つめる視線が温かい。すがすがしい気持ちにさせてくれる小粋な一作だ。
杉森直行●ライター&エディター。媒体は問わず、幅広く映画記事を執筆。仕事募集中 |
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