「シュレック」などの正月映画をいち早くチェック。藤原紀香ほかゲストも来場しチケット争奪戦は必至!

「シュレック」
シュレックにマイク・マイヤーズ、ロバにエディ・マーフィ、プリンセス・フィオナにキャメロン・ディアスと声優陣も豪華

話題の最新作がいち早く上映され、来場ゲストも豪華な特別招待部門。中でも今年最も注目を浴びそうなのが、声の出演(日本語吹替版)の藤原紀香の来場が予定されている「シュレック」(10/27(土)14:00オーチャードホール)だ。本作はスピルバーグが創設した映画製作会社ドリームワークスによる初のCGアニメ。人喰いと噂されているが実は心優しき怪物シュレックが、おしゃべりロバとともにプリンセス・フィオナを助ける旅に出る。「白雪姫」や「ピノキオ」などおとぎ話のキャラが面白おかしく登場し、「マトリックス」など映画のパロディも満載。大人も子供も楽しめる映画になっている。
華やかなものでは「アザーズ」(11/4(日)10:40シアターコクーン)も負けてはいない。離婚したトム・クルーズとニコール・キッドマンが製作と主演をそれぞれ手がけたサスペンスで、衝撃的なラストが口コミで広がり、全米では今も大ヒット中の注目作。ほかには約1時間の未公開シーンをコッポラ自らが編集した「地獄の黙示録 特別完全版」(10/29(月)18:30オーチャードホール)や、主演の竹野内豊とケリー・チャンの舞台挨拶が予定されている「冷静と情熱のあいだ」(10/28(日)11:30オーチャードホール)、クリスティーナ・リッチとジョニー・デップの共演が話題の「耳に残るは君の歌声」(10/28(日)19:30シアターコクーン)や「フル・モンティ」のピーター・カッタネオ監督の新作「ラッキー・ブレイク」(11/3(土)18:15オーチャードホール)などなど、いち早くチェックしたい作品がずらりと待機。チケット争奪戦は必至なので、前売券を早めに押さえておきたい。

「アザーズ」
監督は「オープン・ユア・アイズ」のアレハンドロ・アメナバール。トム・クルーズは「オープン・ユア・アイズ」がそうとうお気に入りのようで、リメイク版「バニラ・スカイ」(2001年正月公開)にも主演している。




12か国から14本の秀作が東京グランプリを目指す!注目はミュージック・ビデオ出身の気鋭ミシェル・ゴンドリ監督の処女作

「ヒューマンネイチュア」
「リトル・ニッキー」や「スティグマータ 聖痕」で知られるパトリシア・アークェット(毛深い女性の役)がこれまでになくチャーミングと全米で評判

コンペティション部門では世界各国から集めた14本の作品がグランプリを競う。注目は「マルコヴィッチの穴」の鬼才スパイク・ジョーンズ監督と脚本家チャーリー・カウフマンが製作した「ヒューマンネイチュア」(10/30(火)19:20オーチャードホール11/2(金)11:00渋谷ジョイシネマ)。サルとして森で育てられた野生児にテーブル・マナーなど人間の文明生活を一生懸命教え込もうとする科学者。やがて彼らに毛深すぎる女が絡み、奇妙な愛の三角関係が始まるというブラック・コメディ。個性的な登場人物たちを演出するのは、ビョークやマドンナなどのミュージック・ビデオを手がけた新鋭、ミシェル・ゴンドリ監督。彼が生み出す斬新な実験的映像がへんてこな物語設定とどう融け合うのか、期待が膨らむ。
ほかには「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネット主演の「オー」(10/31(水)15:00渋谷ジョイシネマ11/2(金)19:00オーチャードホール)にも注目。シェイクスピアの四大悲劇「オセロ」の世界を21世紀にあてはめたもので、ハイスクールのバスケットボール部に舞台を移し、嫉妬から起こる悲劇を現代風にアレンジしている。アメリカ映画以外にも中央アジアのキルギスタン共和国の映画で「あの娘と自転車に乗って」のアブディカリコフ監督第2作「The chimp ザ・チンプ(原題)」(11/1(木)15:00渋谷ジョイシネマ11/3(土)10:50オーチャードホール)、スイス発の恋愛映画「反抗」(10/28(日)14:30渋谷ジョイシネマ11/2(金)11:20オーチャードホール)、政治が絡んだアルバニアの作品「スローガン」(10/31(水)15:20オーチャードホール11/2(金)19:00渋谷ジョイシネマ)など、珍しい国の映画上映もある。ぜひこの機会に映画を通じて、世界各国の文化と空気に触れてみては。

「オー」
予定されていた主演のジョシュ・ハートネットとジュリア・スタイルズのゲスト来場は中止に




ジョニー・トー監督作などアジアの秀作から押井守監督のアニメの特集までバラエティに富んだ企画上映

「痩身男女」
出っ張ったお腹にたるんだ二重アゴ。特殊メイクで大変身したアンディ・ラウとサミー・チェンは見もの

シネマプリズムでは韓国、中国、台湾、インドなどアジアの秀作を集めて紹介。ここでしか観られない作品が多い中で、クロージング・スクリーニングの「痩身男女」(11/2(土)16:30渋東シネタワー311/4(日)16:30シアターコクーン)は締めにふさわしい抱腹絶倒のコメディだ。香港の気鋭、「ザ・ミッション 非情の掟」のジョニー・トー監督と盟友ワイ・カーファイによる作品で、失恋の痛手から260ポンド(約118kg)になってしまった女性が、偶然に知り合ったやはり超デブの男性の協力を得て、地獄のダイエットに励むという物語。全編に笑いを散りばめ、最後まで飽きさせることなく一気に楽しませてくれる。
そのほかでは韓国映画の新世代といわれる監督たちの作品に注目したい。「バタフライ」(10/27(土)19:00渋東シネタワー311/1(木)12:00渋東シネタワー3)は混沌とした世界を描いた近未来SF、「ティアーズ」(10/31(水)11:00渋東シネタワー311/3(土)12:00シアターコクーン)は揺れ動く10代の青春をテーマにしていて、どちらも勢いにのっている韓国映画の“最先端”を感じることが出来るだろう。企画ものでは<押井守レトロスペクティヴ>(10/27(土)〜11/2(金)渋東シネタワー3,ル・シネマ1・2)を開催。押井守は知る人ぞ知る宮崎駿や大友克洋らと並ぶ日本アニメ界の鬼才で、当日は本人も来場。「劇場版機動警察パトレイバー2 the Movie」(10/30(火)13:30渋東シネタワー3)や「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」(10/27(土)13:30渋東シネタワー3)といった劇場公開作はもちろん、劇場未公開の短編映画、ビデオオリジナル短編シリーズまで全12作品が一挙に上映される。いずれも押井守の映像世界が色濃く出た傑作ぞろいでファンにはたまらない企画。世界に通用する日本のアニメーションの現在を知る上でも、ぜひチェックしてみてはどうだろう。

「バタフライ」
「忘却のウイルス」が蔓延している近未来のアジアでアンナ、地元青年K、ユキの3人は運命の出会いを果たすのだった。主演女優キム・ホジョンの名演技が話題。




塩田明彦監督や三池崇史監督ら気鋭監督たちの最新作を観て作り手たちと交流を深めよう

「害虫」
なぜ「害虫」というタイトルなのかは、映画を観てのお楽しみ。田辺誠一やりょうが共演している。

日本映画の活性化をテーマに掲げ、3本のワールドプレミアを含む8本の新しい日本映画を紹介。今年のベネチア映画祭に正式招待された「害虫」(10/27(土)19:00ル・シネマ2)は、「月光の囁き」や「どこまでもいこう」で知られる塩田明彦監督の最新作。複雑な家庭環境に育ち、家や学校といった自分を取り囲むものすべてに嫌気がさした13歳の少女。そんな彼女の悲痛な心の叫びが映し出されてゆく。「EUREKA」の宮崎あおいが光と陰の二面性を内包する不思議な女の子を好演しているのも話題だ。
そのほかには「天国から来た男たち」「DEAD OR ALIVE2 逃亡者」など精力的に作品を発表している三池崇史監督の最新作「荒ぶる魂たち」(10/28(日)18:00渋谷ジョイシネマ10/30(火)18:30ル・シネマ2)も要チェック。裏社会にしか居場所を見つけられなかったアウトロ−たちの群像劇をドキュメントタッチで撮ったもので、切れ味鋭い三池監督の演出はもちろん、加藤雅也、竹中直人、松方弘樹といったアクの強い俳優たちの競演にも期待が高まる。ラインナップはほかにも人間関係修復劇をテンポ良い会話でみせた「とらばいゆ」(10/27(土)12:20渋谷ジョイシネマ10/29(月)18:30ル・シネマ2)や、ファンタスティック・アニメーション「ねこぢる草」(10/27(土)15:30ル・シネマ1)などバラエティに富んでいる。ニッポン・シネマ・ナウではほとんどの作品にティーチ・インがあるので、映画だけでなく監督や出演者達との交流も積極的に楽しんでほしい。

「荒ぶる魂たち」
2時間を越す長編。当日は三池崇史監督、加藤雅也、河村彩が来場予定









「スパイキッズ」などSF、ホラー、香港映画など娯楽映画満載!名優・松田優作を偲ぶ特集企画も

「スパイキッズ」
幼い姉妹が両親を救うため、ハイテク器材を武器に空を飛び、海を潜る。奇想天外な活躍は観ていて痛快!

SF、ホラー、アドベンチャー、ファンタジーなど毎年ファンタスティック映画のニューウェイブをフィーチャーしてきた東京ファンタ。今年のオープニングを華やかに飾るのは2001年のお正月映画として注目を浴びそうな「スパイキッズ」(10/27(土)18:30渋谷パンテオン)だ。世界最強のスパイ夫婦とその子供たちが、家族揃って世界征服を企む悪の組織に立ち向かうというハイパー・キッズ・アドベンチャー。「デスペラード」の名コンビ、アントニオ・バンデラス&ロバート・ロドリゲス監督が生み出すスーパー・クールなアクションに大興奮すること間違いなしだ。
また企画ものでは今もなお熱狂的な人気を誇るカリスマ俳優、松田優作を特集<蘇える最も危険な男松田優作13回忌>(10/27(土)22:20渋谷パンテオン)。映画は「蘇える金狼」「ブラック・レイン」が上映されるが、ファンタならではの企画として見逃せないのが「探偵物語 スペシャル・セレクション」だ。松田優作自らが企画に関わり、売れない探偵“工藤ちゃん”の事件簿をコメディタッチで描いた人気テレビ・シリーズ。当時の映像はCMに起用されたりと、今もなおそのキャラは色褪せることがない。今回はそのテレビ・シリーズの中から観たいエピソードを一般の人から募り、ベスト2話を上映予定。リクエストの詳細は東京ファンタのHP(http://www.nifty.ne.jp/fanta/)に紹介されているので、チェックしてみよう。

「探偵物語 スペシャル・セレクション」
アフロヘアにサングラス、スーツ姿でベスパを乗り回す“工藤ちゃん”。松田優作の渋さと3枚目の魅力が絶妙にマッチしている。




ヘザー・グラハム主演最新作など、女性監督ならではの視点を生かした秀作が世界9か国から集まる

「ノンストップ・ガール」
主演はヘザー・グラハム。監督はサンダンス・インスティテュート出身、「のら猫の日記」で知られるリサ・クルーガー

世界各国で活躍する女性監督たちの秀作を集めた映画祭で、今年はフランス、アメリカ、スウェーデン、イタリア、ドイツ、イラン、韓国、フィリピン、そして日本の9か国から15作品が出品。中でも注目は「オースティン・パワーズ:デラックス」のヘザー・グラハムが主演するコメディ「ノンストップ・ガール」(10/29(月)12:00東京ウィメンズプラザ)。永遠の愛を信じる女性が逃げた夫を追いかけてアメリカ縦断2000マイルの旅に出るというコメディ。女ひとりの珍道中がヘザー・グラハムのキュートな魅力満載で描かれる。
そのほかでは、フランスのベテラン女流監督アニエス・ヴァルダの「落穂拾い」(10/28(日)15:00東京ウィメンズプラザ)にも注目。監督自身が“現代の落穂拾い=もの拾いを通して、人々の暮らしと知恵をユーモラスに切り取った、一風変わったドキュメンタリー。フランスでは1年以上ロングランされ、各国の映画祭でも数々の賞を受賞しているだけあって、期待は膨らむ。ラインナップを眺めてみると、女性の視点らしく、母や家族をテーマにした作品が目立つ。どんな困難にあっても決して負けないイランの肝っ玉かあちゃんの日常を描いた「街の陰」(10/31(水)18:00東京ウィメンズプラザ)や、トラウマに悩まされる哀しくもたくましい母の姿を愛情深く見つめた「マルタ……、マルタ」(10/28(日)18:00東京ウィメンズプラザ)なども見応えがあり。

「不実の愛、かくも燃え」
スウェーデン出身の世界的女優リブ・ウルマンが監督した自伝的大作




「美女と野獣〜」の世界初上映など、ディズニー生誕100周年を記念して上映される選りすぐりの作品群


「美女と野獣 ラージスクリーン・フォーマット」
世界で一番早い上映会。本編上映前にロイ・ディズニーと製作者ドン・ハーンの舞台挨拶を予定

(c)Disney Enterprises, Inc.
ウォルト・ディズニー生誕100周年を記念して開催される映画祭。今回ぜひともチェックしたいのがワールド・プレミアとなる「美女と野獣 ラージスクリーン・フォーマット」(11/3(土)15:30東京アイマックス・シアター)。アニメーション史上初のアカデミー作品賞ノミネートに輝いた画期的な作品が、東京アイマックス・シアターの巨大スクリーンに投影されるのだ。巨大スクリーン向けにキャラクターの顔や背景、特殊効果も一層洗練され、音楽も新たに「ヒューマン・アゲイン」という楽曲を挿入。昔を上回る感動をもたらしてくれるに違いない。
そのほかこの映画祭ではディズニーの選りすぐりの名作を全てニュープリントの35ミリフィルムで上映。第11回アカデミー賞特別賞を受賞し、芸術完成度の高さから当時のハリウッドを驚嘆させた「白雪姫」(10/29(月)19:00シアターコクーン)や「ピーターパン」(10/31(火)15:30シアターコクーン),「リトル・マーメイド 人魚姫」(10/30(火)19:00シアターコクーン)など、見逃している作品をぜひこの機会にチェックしてみてはどうだろう。なお、各本編上映前にディズニーキャラクターのアピアランスや100周年記念作品「アトランティス 失われた帝国」の予告編上映、ミッキーの登場する初めてのトーキーアニメーション作品「蒸気船ウィリー」のニュープリント上映がついてきて、こちらの方も楽しめそうだ。