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2004.8.11(水)更新
【動画・来日記者会見】
カンヌでグランプリを受賞した韓国映画「オールド・ボーイ」
主演のチェ・ミンシク、カン・ヘジョンが揃って来日!!
【動画・来日記者会見】カンヌでグランプリを受賞した韓国映画「オールド・ボーイ」主演のチェ・ミンシク、カン・ヘジョンが揃って来日!!
「シュリ」の北朝鮮兵士役の熱演が印象的だったベテラン俳優チェ・ミンシク
【動画・来日記者会見】カンヌでグランプリを受賞した韓国映画「オールド・ボーイ」主演のチェ・ミンシク、カン・ヘジョンが揃って来日!!
髪をすっきりまとめて清楚な雰囲気だったカン・ヘジョン
【動画・来日記者会見】カンヌでグランプリを受賞した韓国映画「オールド・ボーイ」主演のチェ・ミンシク、カン・ヘジョンが揃って来日!!
意外にもマニッシュなパンツ・スーツだったカン・ヘジョン!
【動画・来日記者会見】カンヌでグランプリを受賞した韓国映画「オールド・ボーイ」主演のチェ・ミンシク、カン・ヘジョンが揃って来日!!
2004年度カンヌ映画祭でグランプリを獲得したことでも話題の「オールド・ボーイ」
【動画・来日記者会見】カンヌでグランプリを受賞した韓国映画「オールド・ボーイ」主演のチェ・ミンシク、カン・ヘジョンが揃って来日!!
■「オールド・ボーイ」は今秋よりシネマスクエアとうきゅう、有楽町スバル座ほかにてロードショー公開
STAFF&CAST
作:土屋ガロン 画:嶺岸信明 監督・脚本:パク・チャヌク 出演:チェ・ミンシク ユ・ジテ カン・ヘギョン(2003韓/東芝エンタテインメント)120分
>> 公式サイト
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「15年間も監禁された男をどう演じるか悩みに悩んだ。でも、自分なりに演じればいいと気づいた途端に面白くなった」(チェ・ミンシク)

 今年のカンヌ映画祭で、最高賞パルムドールを受賞した「華氏911」と並んで話題になった作品がある。グランプリを獲得した韓国映画「オールド・ボーイ」だ。本作は、土屋ガロン(作)・嶺岸信明(画)による日本のコミックを映画化したもので、15年もの間、理由もなく監禁された男の復讐劇。

 今回、秋の公開を前に、主演俳優のチェ・ミンシク、女優のカン・ヘジョンが揃って来日した。

 脚本が完成する前にプロデューサーから原作本を渡されたというチェ・ミンシク。全8巻もあるコミックを一気に読んだそうで、
「最初読んだ時は、映画化するにはストーリーが広大すぎるのでは?と思いました。と同時に、誰かが誰かの人生を止める(監禁する)ということをどう表現するのか興味もありました」と語る。

 また、チェ・ミンシクといえば、「シュリ」('99)の北朝鮮兵士役など演技派で知られるベテラン俳優だが、「オールド・ボーイ」では主人公デスを演じるのに、かなりの苦労があったようだ。
「普通は、自分の経験をもとに想像力を働かせて役柄にアプローチするものだけど、今回は15年間も監禁されて苦痛の中で生きなければならなかった男の役。そんな人間を(現実では)今までに見たことがないから、どう演じればいいのかわからなくて、悩みに悩んだ。でも、映画を見る観客の多くも、監禁されたような経験はないはず。だったら、自分なりに演じてみればいいのではないか。そう気づいた途端に面白くなりました」と言う。
「韓国ではこの映画の観客の大部分は女性でした。人間の非現実的な部分を描いている点で共感されたのでは」(カン・ヘジョン)

 一方、カン・ヘジョン演じるミドは、得体の知れない中年男(主人公)に興味を持ち、初対面で自分の部屋に泊めてしまうようなちょっと風変わりな女の子。キュートなヘジョンにはぴったりの役柄だ。
「ミドという個性的なキャラクターは私が作ったものではなくて、パク・チャヌク監督が作り上げたもの。でも、私のルックスや雰囲気に合っていたのかな?」とヘジョンはいたずらっぽく笑う。

 年の離れた男女の描き方には、韓国の一部のマスコミなどから反発もあったが、大部分は好意的に受け止められたのだそうだ。ヘジョンは女性ならではの映画の見どころを聞かれると、
「韓国では、観客の大部分は女性でした。男女を越えた人間の非現実的な世界を描いている点で共感されたのではと思います」と分析。隣に座るチェ・ミンシクに小声で確認しながらも、しっかりと答えた。

 最後に日本での韓流ブームについて意見を求められると、
「イメージばかりが先行しているブームには関心がない。あくまでも作品を通してみなさんとコミュニケーションをとりたい気持ちが強いです」と、ミンシク。
「ブームに乗りたいとか、うらやましいとかは思いません」と、ヘジョン。

 そして、二人が口を揃えるのは、
「本作を単なる“韓流”という言葉で一括りにされたくない」ということ。
 事実、「オールド・ボーイ」は、圧倒的なインパクトの強さと完成度の高さを兼ね備えた、韓国映画の枠を超えた作品であることは間違いないだろう。韓国映画ファンはもちろん、“韓流”には興味がないという人も、秋にはぜひ劇場に足を運んでほしい。主人公の壮絶な生き様と、出演陣のパワフルな演技に、きっとノックアウトされるはずだ。

(取材・文/しみずちか)



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