 |
|
| 若松孝二監督、10代に向かって大いに語る。「オレがなんで映画を始めたかと言えば、やっちゃいけないことを映画の中でやってやろうと。警察官が大嫌いで、殺してやろうと思ってたんだ。本当に殺しちゃうと捕まっちゃうだろ。でも映画の中なら、何をやっても自由なわけなんだよ」 |
|
 |
|
| この日の司会進行を務めた社会学者の宮台真司氏(左)は、過激だった‘70年代の若松監督の活躍をリアルに体感した世代。「10代の頃、ずっと若松監督の映画を観てたんです。『あぁ世界中に僕の心情を分かっている人が少なくても1人はいるな』と感じてました」 |
|
 |
|
| ポレポレ東中野の1階にあるスペース&カフェ・ポレポレ坐に、約20人の10代が集まった。ベテラン監督のトークショーというよりは、風変わりなオッサンと若者たちとが車座になって率直に語り合うという場でした |
|
 |
|
| 「17歳の風景」の撮影現場。デジタルカメラを使い、最少人数のスタッフで撮り上げられた。カメラマンの辻智彦氏はドキュメンタリー出身で、若松監督作「完全なる飼育 赤い殺意」(2004)に続いての参加 |
|
 |
|
| 事件そのものの経緯も、主人公の心情を語る説明的な台詞もほとんどない。ただ少年が自転車とともに旅をする様子をカメラが追う。自然にさらされ、様々な人たちと出会うことで、少しずつ少年の表情が変わっていく |
|
 |
|
【若松孝二監督プロフィール】 1936年宮城県出身。高校2年のときに家出して上京。菓子職人見習い、新聞配達、ヤクザ、テレビ映画の助監督と職を転々とする。1963年に成人映画「甘い罠」で監督デビュー。ピンク映画と名付けられた新しい分野で、次々と異色作、問題作を発表する。1971年にはカンヌ映画祭に招待された帰路、脚本家の足立正生とともにパレスチナに渡り、パレスチナ解放人民戦線のドキュメンタリー「赤軍−PFLP・世界戦争宣言」を撮影。内田裕也主演「水のないプール」(’82)で一般映画に進出。以後、「われに撃つ用意あり」(’90)、「寝盗られ宗介」(’92)、「シンガポール・スリング」(’93)など一般社会からは逸脱しながらも自分の信念と情熱に対して忠実に生きる男の姿を描き続ける。監督した作品数は100本を越える。大島渚監督「愛のコリーダ」(’76)等のプロデューサーとしても知られる他、高橋伴明、磯村一路、行定勲ら数多くの監督、脚本家ら映画人を輩出してきたことでも有名。
STAFF&CAST 監督:若松孝二 脚本:山田孝之 出口出 志摩敏樹 撮影:辻智彦 音楽:友川カズキ 出演:柄本佑 針生一郎 関えつ子 小林かおり 井端珠里 不破万作 田中要次 鳥山昌克 丸山厚人(2005/シマフィルム配給)90分
■「17歳の風景 少年は何を見たのか」7月30日(土)よりポレポレ東中野で公開。以降、大阪、岡山、名古屋ほか全国ロードショー
★イベント情報 若松vs.10代〈ガチンコトーク〉は、7月6日(水)、13日(水)にもポレポレ東中野1Fのスペース&カフェ・ポレポレ坐にて午後5時より「17歳の風景」上映後に開催。司会は21世紀型活弁士の山田広野氏。7月16日(土)には〈ガチンコトーク〉スペシャル!!として、ポレポレ東中野にて午後3:30より作品上映後に開催。司会は宮台真司氏。全イベントとも参加資格は10代であることで、参加料は無料。君も映画、そして人生の疑問を若松監督にぶつけてみよう!

|
|
|
|
| MovieWalkerレポート TOPへ |
|