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2007.6.6(水)更新
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)
R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念
女優・吉沢明歩インタビュー
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念女優・吉沢明歩インタビュー
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念女優・吉沢明歩インタビュー
吉沢明歩(よしざわ・あきほ)
1984年生まれ。2003年にAVデビュー。アイドル的な人気を 博す傍ら、グラビア、TVと幅広いジャンルで活躍。ピンク映画は 2004年「人妻の秘密 覗き覗かれ(=PEEP SHOW)」(監督:竹洞哲也/オーピー映画)でデビュー。同年の「美少女図鑑 汚された制服(=思い出がいっぱい)」と連続でヒロインに抜擢。2006年には竹洞組での3本目となる「悩殺若女将 色っぽい腰つき(=恋味うどん)」でピンク大賞・女優賞を受賞。映画もベスト1作品に輝いた。
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念女優・吉沢明歩インタビュー
吉沢明歩公式ブログは>>コチラ
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念女優・吉沢明歩インタビュー
「恋味うどん(悩殺若女将 色っぽい腰つき)」
監督:竹洞哲也 脚本:小松公典 出演:吉沢明歩 青山えりな 松浦祐也(2006)
(C)オーピー映画
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念女優・吉沢明歩インタビュー
行き倒れを助けられたことから押しかけ店員となった美女とうどん屋の店主の恋を暖かく描いたウェルメイドな人情喜劇。2006年度ピンク大賞・女優賞、脚本賞、技術賞、そしてベスト10第1位を獲得した竹洞組の代表作。
(C)オーピー映画
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念女優・吉沢明歩インタビュー
「思い出がいっぱい(美少女図鑑 汚された制服)」
監督:竹洞哲也 脚本:小松公典 出演:吉沢明歩 林由美香 松浦祐也(2004)
(C)オーピー映画
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念女優・吉沢明歩インタビュー
シャボン玉、浴衣、タイムカプセル、憧れの女教師(演じるのは林由美香!)、告白、夜の体育館・・・目もくらむような青春アイテムの連打に照れることなくきちんとエモーションをかきたててくれる好編。2004年度ピンク大賞・新人監督賞受賞作。
(C)オーピー映画
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念女優・吉沢明歩インタビュー
◎「R18 LOVE CINEMA SHOWCASE Vol.3」
スケジュール

7/7(土)「舞う指は誰と踊る」「短距離TOBI-UO」
7/8(日)「舞う指は誰と踊る」「短距離TOBI-UO」
7/9(月)「森鬼」「短距離TOBI-UO」
7/10(火)「森鬼」「短距離TOBI-UO」
7/11(水)「思い出がいっぱい」「恋味うどん」
7/12(木)「思い出がいっぱい」「恋味うどん」
7/13(金)「思い出がいっぱい」「恋味うどん」
【NIPPON EROTICS plus(R18映画最前線)】(17)R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念女優・吉沢明歩インタビュー
公開期間中、スタッフ・キャストによるイベントを実施!
公式サイトにて随時お知らせしてゆきます)
【料金】前売鑑賞券\1300 当日券\1500(女性割引、リピーター割引\1300)
◎「R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3」オリジナル予告編

>> 公式サイト
>> ポレポレ東中野公式サイト
>> PG-Web-Site
>> SPOTTED PRODUCTIONS
>> 【NIPPON EROTICS plus(R18 映画最前線)】(16)
2006年度ピンク映画ベスト10+α
>> 第19回ピンク大賞授賞式レポート
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 皆様、ご無沙汰しております。随分間が空いてしまいましたが、久々のインタビューは2006年度のピンク大賞で主演作品「悩殺若女将 色っぽい腰つき(=恋味うどん)」がベスト10・第1位(作品賞)、そしてご自身も女優賞を獲得した吉沢明歩さん。今まであまり触れられなかった映画女優としての部分でお話を伺いまいた。

◎「ピンク映画」との出会い
――AVアイドルの一線でご活躍する吉沢さんがピンク映画に出演されたきっかけは何でしょうか?

「何本目かのVシネマの撮影『エロビアの泉』(監督:奥渉/TMC)で竹洞さんが助監督だったんですよね。そこで知り合って」

――映画的なものは元々興味あったんですか?

「はい。とにかく“演技”がしたくて」

――初めてのピンク映画の現場ってどんな印象でした?

「やっぱり・・・一番最初はフィルムのまわる音がすごいプレッシャーで。やり直し聞かないし…。あとスタッフみんな顔が恐かったんです。『こいつちゃんと演技できんのかぁ?』みたいな顔しる気がして(笑)。若い人があまりいないじゃないですか、ピンクの現場って」

――実は今回特集をやるにも関わらず、やり取りはほとんどサーモン鮭山さん(出演)、小松公典さん(脚本)ばかりで竹洞監督とほとんど喋ってないんですが(笑)。竹洞さんってどんな監督さんなんでしょうか?演出とかかっちりやられる方なんですか?

「そうですねぇ。演出は役者任せなところがあるんじゃないかなぁ(笑)。あまり前に出てゆく人ではないですよね。あ、共演者同士でのコミュニケーションを大事にされる方のような気がします。私のデビュー作(『人妻の秘密 覗き覗かれ』=竹洞組の記念すべき一作目)のとき、マネージャーが付きっきりで、台詞合わせもマネージャーとやってたんですよ。そうしたら打ち上げのときに『もっと現場で役者同士のコミュニケーション取ったりした方がいいんじゃないの?』って言われましたね」

――そういう役者同士のフレンドリーさが竹洞組の映画の魅力に繋がってますよね。最初にできあがったピンク映画を観たときの感想とかって覚えてますか?

「ピンク映画ってピンクだから当然エロい部分は入ってくるけれど、作品自体はちゃんと作ってあるし、
ストーリー展開も面白いし、ピンク映画として劇場公開されてるけれど、もっと広い層に見てもらえたら良いなぁ、世界が広がったら良いのになぁって思いました」

――今回の特集はまさにそういう広い層に向けた
特集になりますよ。

「ああ、そうなんですね。いいですね!」
◎「恋味うどん」

――「恋味うどん」について。キャスティングは企画段階からですか?

「いえ、違うんです。PGの竹洞さんと小松さんの対談読んで、花子役(ヒロイン)は最初私じゃなかったんだ!って知って、ラッキーだったんだなぁって(笑)。最初に台本読んだときは『えっ、これやるの?』って思いましたね。結構激しいじゃないですか。わーって喜んだり落ち込んだり泣きわめいたり。これは大変だなぁって(笑)」

――花子さんのキャラ自体はどう思って演じました?

「正直頭の弱いキャラだけど(笑)、人間としての優しさとか悲しみとかはちゃんと分かる事ができて。すごい“愛されキャラ”だなって。でもそれもやりながらだんだんわかってきた感じですねぇ」

――あの作品で個人的に好きなシーンとかありますか?

「中盤で『あはーっ』て笑いながらうどんを踏むシーンがあって、あれは記憶に残ってますね。あの時確か監督に『うどんを踏みながらずっと笑ってて』って言われて(笑)。やりながら『超楽しい〜!』って思ってました。何かあったかいですよねぇ、ああいうシーン。そういえば今回カットになったシーンが多いんですよねぇ」

――そうらしいですね。実はフィルムが残ってたらロングバージョンにして上映したらどうだろうという案も出たんですが、監督に相談したら捨てちゃってました(涙)。

「えええええっ!もったいない…」
◎「思い出がいっぱい」&竹洞組の魅力について

――続いて「思い出がいっぱい」について。解説文にもありますが、直球中の直球の青春映画ですよね(笑)。

「あれはもう…すごいですよねぇ。気恥ずかしいくらい(笑)。でも私、タイムカプセルを開けるシーンとかああいうの好きなんですよねぇ。本当に、線路のシーンもそうだし、自転車二人乗りもそうだし、花火して遊ぶシーンもそうだし、何か全てにおいて“青春”って感じですよね」

――あの映画はラストのカラミがすごいキレイですよねぇ。シャボン玉ぶわー、360°パンでぐるーっと。
ピンク映画では珍しい丁寧で美しいカットです。竹洞作品はちょっとしたシチュエーションのこだわりがいいですよね。

「あのシーンはキレイだった…!うん。美しかったなぁ…。そういえばデビュー作も最初のカラミが外で雷が鳴ってるシーンでした。ああいうこだわったシチュエーション、印象に残りますね」

――漠然とした質問になってしまいますが、吉沢さんから見た“竹洞組“の魅力とはどんなものでしょうか?

「まず小松さんの脚本が面白いなぁって思いますね。好きなんですよねぇ。シュールで笑えるシーンがちょこちょこ出て来る。所謂ギャグではなく『くすっ』とさせるシーンがたくさんあって。あとはそうだなぁ…。試写で『恋味うどん』を見終わった後に、すごい良かったとか、感動したとか、そういうんじゃないんですよね。心があったかくなるような…っていうか。何か見終わった後に気持ちよく映画館を出られるっていうか。優しい気持ちになれる。それが一番の魅力かもしれないですよね」

◎映画女優・吉沢明歩

――デビュー作から今までで何か変わって来たこと。今後の目標・希望などはありますか?

「やっと35mmフィルムのカタカタには慣れました(笑)。慣れたし、自分らしいものを出してもいいのかな、って。最初は周りを伺いつつ恐る恐る、ってところがあったんですけど、だんだん『ここはこうかな』って考えてできるようになってきて。今までやった竹洞さん、深町さんでやらせてもらった役はどれもやりがいのある役だったし、現場も楽しかった。『恋味うどん』みたいなコメディタッチのものも大好きですし、今後は障害を持った役とかもやってみたいです。コンプレックスを持った役とか…。やったことないんでチャレンジしてみたいですね。あとはもう、ピンクなりVシネなり一般映画なり挑戦できる場があればどんどんやってゆきたいですね」

――それでは最後に劇場に観に来ようとしているお客様たちにメッセージを。

「ピンク映画は、逆に一般作では観れない濡れ場のシーンが魅力だと思うんですけどねぇ。だから行きづらいっていうのもあるんでしょうけど、作品は面白いと思うし。たぶん竹洞監督のこの映画を観てくれたら、ピンクのイメージも変わると思うし、先ほど言ったようにあったかい気持ちになる作品が多いから、気軽な気持ちで一歩足を踏み入れてほしいです!」

 吉沢明歩はAV女優としても5年目に突入、現在はセル版にも出演しているが、変わらず圧倒的なアイドルとしての輝きを誇っており、その超然としたアイドルさは一般映画においてもなかなかお目にかかれないものである。今回上映される「恋味うどん」は決して飛び抜けた傑作と驚きのある映画ではない。予算と規定の戦いの中、逆にアイディアとチームワークで、ピンク映画にしか出せない味で勝負している。そういった所謂“良作”がピンク大賞で1位を獲得してしまったのはやはり吉沢明歩の超然としたアイドル的存在感が大きいのではないだろうか。ピンク映画はもちろん、ミニシアター系の邦画まで、作家性云々ばかりで語られる時代に当たり前のことを照れずに、女優はとびきり美しく、そんな正攻法な映画の魅力を教えてくれるのが竹洞組、そしてこの吉沢明歩の存在である。是非、今回のポレポレ東中野の特集上映にて
ご自身の目で確かめてほしい。

インタビュー・文/直井卓俊
(SPOTTED PRODUCTIONS)

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