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2008.10.2(木)更新
【動画・完成披露記者会見】
吉永小百合、竹中直人共演作「まぼろしの邪馬台国」が完成
意外にもドジだった吉永の素顔に、竹中もびっくり!?
【動画・完成披露記者会見】吉永小百合、竹中直人共演作「まぼろしの邪馬台国」が完成意外にもドジだった吉永の素顔に、竹中もびっくり!?
「まぼろしの邪馬台国」に出演している吉永小百合(左)、竹中直人(右)、宮崎夫妻の実の孫で、今回女優として本作に参加し、宮崎和子の少女時代を演じた宮崎香蓮(手前)
【動画・完成披露記者会見】吉永小百合、竹中直人共演作「まぼろしの邪馬台国」が完成意外にもドジだった吉永の素顔に、竹中もびっくり!?
宮崎康平を支えた妻・和子を演じた吉永小百合。竹中と共演した感想については「竹中さんはいろんな顔をおもちですが、やっぱり天才だと思います。現場で普段の私と違う面を出せたのは竹中さんのおかげです」と竹中をねぎらった
【動画・完成披露記者会見】吉永小百合、竹中直人共演作「まぼろしの邪馬台国」が完成意外にもドジだった吉永の素顔に、竹中もびっくり!?
破天荒な宮崎康平を演じた竹中直人。吉永と共演した感想については「まさか僕が吉永さんと夫婦役を演じられるなんて、人生のなかで考えたことがなかったです。スクリーンのなかで唯一存在する、夢のような女優さんだし。かなり緊張しましたが、吉永さんはめちゃめちゃ可愛くて、いっしょにいて居心地がよかったです」
【動画・完成披露記者会見】吉永小百合、竹中直人共演作「まぼろしの邪馬台国」が完成意外にもドジだった吉永の素顔に、竹中もびっくり!?
本作のメガホンをとれて光栄だったと語る堤幸彦監督。「吉永さんの映画を撮ることができて、大感動しております。この時代にどんな話が必要かをずっと考えて、運命を楽しむ夫婦の話ということで、この映画を撮りました」
【動画・完成披露記者会見】吉永小百合、竹中直人共演作「まぼろしの邪馬台国」が完成意外にもドジだった吉永の素顔に、竹中もびっくり!?
本作によせて手紙を書いてきた宮崎香蓮は、吉永らに対して心から感謝の意を述べた。夢は、吉永や竹中のような素晴らしい俳優になることだとか
【動画・完成披露記者会見】吉永小百合、竹中直人共演作「まぼろしの邪馬台国」が完成意外にもドジだった吉永の素顔に、竹中もびっくり!?
偶然に土器を発見したのをきっかけに、所在が謎とされていた邪馬台国を探し続ける盲人の文学者・宮崎康平。妻の和子は夫の邪馬台国発見の夢を叶えるため、夫の“目と杖”になろうと決意、彼と共同作業を始めていく
■「まぼろしの邪馬台国」は11月1日(土)より東映邦画系にて全国ロードショー
[c]2008「まぼろしの邪馬台国」製作委員会
【STAFF&CAST】
監督:堤幸彦 原案:宮崎康平 脚本:大石静音楽:大島ミチル 出演:吉永小百合 竹中直人 窪塚洋介 風間トオル 平田満 柳原可奈子 黒谷友香 麻生祐未 江守徹 大杉漣 余貴美子 由紀さおり(2008東映)118分
>> 公式サイト
予告編[まぼろしの邪馬台国]
完成披露記者会見(4分06秒) [まぼろしの邪馬台国]
>> 「まぼろしの邪馬台国」上映スケジュール
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「僕の口笛に合わせ吉永さんがぴょんぴょん跳ねて
その後、小川にドボン!」(竹中直人)


 吉永小百合、竹中直人を迎え、邪馬台国の謎の探求に情熱を注いだ宮崎康平と、その妻・和子の物語を映画化した「まぼろしの邪馬台国」。原案は第1回吉川英治文化省を受賞した、宮崎康平の同名小説だ。
 竹中扮する宮崎康平は、長崎県・島原鉄道の元役員で、盲目ながらも郷土史研究家や文学家としても活躍した人物。だが彼の素行は破天荒で“昭和の奇人”と言われていた。本作はそんな康平の型破りな半生と、吉永が演じた和子の献身ぶりを、叙情豊かにかつユーモラスに描いた力作だ。
 そこで、本作の完成披露記者会見が行われ、吉永小百合、竹中直人、メガホンをとった堤幸彦監督が登壇した。

 和子夫人はまだ健在で、実際吉永ら3人は本人と会って話を聞いたと言う。映画化にあたって、何かリクエストはあったのだろうかと聞くと、まずは吉永が笑みをたたえてこう答えた。
「和子さんからこうしてほしいということは何もなくて。ただ当時の話とか、おふたりで歩まれた生活や道中のことなどを、写真を交えながら話してくださいました。和子さんはとっても明るくてエネルギッシュな方なので、そういう感じが役に出せたらと思って演じました」

 竹中も目を細めながら、和子夫人のことをこう表現した。
「ものすごくチャーミングで可愛くて。あたたか〜い眼差しで僕たちの仕事場をずっと見つめててくださった。その姿にいろんな想像力をかきたてられ、すごく芝居がやりやすかったというか、見守られてる中で芝居ができました」

 堤幸彦監督は、「明日の記憶」(2006)に続いて、今作でも夫婦の絆を丹念に描き出したが、今回の演出におけるこだわりとは。
「非常に長い年月を過ごすふたりの話なので、1シーン1シーンどうすれば現実味を帯びるかと考えながらやりました。印象的なのは、和子さんが卵を投げつけるシーン。当時の食料事情から言うと、もらった卵をたくさん投げるのはもったいないから『じゃあ1個にしましょう』ということになり。それが現実的だと私も思ったのですが、ところが(吉永が)のってしまって2つ投げたりして。とっても楽しく撮れました」

 これに対して吉永は「本当は、(竹中に)卵を投げるのをやめて壁にぶつけようと言ってたんですが、なぜか私のコントロールが悪くて、竹中さんに当ってしまったんです。そしたらそれが面白くて! どんどんエスカレートしていって、ほかの物もどんどん投げました。そういうシーンは日活の青春映画以来だったので、私としてはとても楽しかったです」

 ふたりの撮影エピソードでは、吉永が自身のドジっぷりを暴露。
「きっと、竹中さんがいろいろと面白いことをしてくれるんじゃないかと思ってたけど、実際は私のほうがたくさんドジを踏みまして。ぜんぶ竹中さんに見られました(苦笑)」
 その現場でのハプニングを竹中が説明する。
「僕、現場で口笛を吹いてることが多いんですが、その日も撮影の準備待ちで吹いてました。そしたら吉永さんがそれに合わせて踊ってくださいまして。それで楽しくて、もっとテンポよく吹いていったら、吉永さんが小川をぴょんぴょんと跳ね出したんですよ。その後、吉永さんが足を踏み外して、そのまま小川にドボン! ああ〜、僕はなんてことをしちまったんだ!と思ってたら、吉永さんが『大丈夫、大丈夫(笑)』と逃げるように去っていってしまいました」
 それを聞いた吉永は「お水がきれいだったから大丈夫でしたが、本当に恥ずかしかったです」と苦笑い。

 会見後半では、宮崎夫妻の実の孫で、女優として宮崎和子の少女時代を演じた宮崎香蓮が登壇。紅潮しながら、本作によせた手紙を披露した。
「私は祖父が亡くなった後に生まれたので、祖父のことは祖母の想い出話の中で想像するだけでした。でもこの映画のおかげで祖父に会うことができました。誰よりも島原を愛し、盲目というハンデにも負けず、前向きに生きた祖父の偉大さと、それを支えた祖母の苦労を知ることができました」
 そう感謝の念を述べた宮崎香蓮に、吉永ら3人は深い感銘を受けた様子だった。

 そんな宮崎香蓮の文面を踏まえ、吉永は最後に本作に込めた思いを全面に押し出してこう締めくくった。
「夢をもって生きることの大切さを、竹中さんとふたりで演じて感じました。今はなかなか出口のない時代ですが、ひとりひとりが希望をもって生きていかなければいけないと思うんです。だからこんなふうに生きた夫婦がいたってことは、私たちが生きていく上で力になると思います」

(取材・文/MovieWalker山崎伸子)



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