【京都観光】境内に広がる3つの庭が見事!「松尾大社」を巡るおすすめスポット

関西ウォーカー

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「松尾大社」は、太古にこの地域に住んでいた人々が松尾山の神霊を祀って生活の守護神としたのが起源で、のちに渡来人の秦氏が一族の氏神として信仰し、社殿を造営したと伝わる。境内には水神を祀る霊亀の滝や、霊泉の亀の井があり、心地よい水音が心を癒す。昭和の作庭家・重森三玲の晩作である松風苑三庭も見どころの一つ。霊亀の滝から続く御手洗川水を引き込む曲水の庭に始まり、蓬菜の庭、上古の庭と3つの庭から構成される。<※情報は関西ウォーカー(2017年8月8日発売号)より>

重森三玲の晩作に水神が守る滝水が流れ込む


「曲水の庭」/松尾大社


松尾大社が隆盛を極めた平安時代を表現した「曲水の庭」。御手洗川の清水の流れに巨石やサツキを配し、配色にこだわった構成。

【写真を見る】鎌倉時代の作庭の手法を取り入れた蓬菜の庭/松尾大社


鎌倉時代の作庭の手法を取り入れた蓬菜の庭。池は鶴が羽を広げた形をあらわす。

霊亀の滝の前に水神を祀る祠/松尾大社


霊亀の滝の前に水神を祀る祠が。この地で珍しい亀が見つかったとの伝説も。

■松尾大社<住所:京都市西京区嵐山宮町3 電話:075-871-5016 時間:9:00~16:00(日曜、祝日は9:00~16:30) 休み:なし 料金:庭園拝観500円 駐車場:100台(無料) 創建:大宝元年(701年) ご利益:健康長寿、交通安全など>

【大原野ICより松尾大社へのアクセス】大枝西山街道を北へ、沓掛交差点を右折し国道9号線を東へ、物集女街道(府道29号線)を北西へ。約7.5km・約20分。【阪急松尾大社駅より松尾大社へのアクセス】徒歩3分。

境内には茶寮も!


「団ぷ鈴」は、松尾大社境内にある食事処。あっさり優しい味わいのそばのほか、みたらし団子やわらび餅などの甘味も充実している。夏はかき氷もおすすめだ。

「宇治金時」(500円)/団ぷ鈴


「宇治金時」(500円)。ふわふわの氷の上に大粒の十勝産大納言小豆がのって食べ応えあり。

落ち着いた雰囲気の店内からは松尾大社の名庭・蓬菜の庭が一望できる/団ぷ鈴


落ち着いた雰囲気の店内からは松尾大社の名庭・蓬菜の庭が一望できるのもうれしい。

■団ぷ鈴<住所:京都市西京区嵐山宮町3(松尾大社境内) 電話:075-861-0078 時間:11:00~16:00 休み:水曜 席数:40席 駐車場:100台(無料、松尾大社と共用)>

新鮮なフルーツたっぷりのサンドイッチが人気


松尾大社より徒歩3分の「パン工房 橙」は、50年以上愛されたフルーツパーラーが代替わりし、パン工房として昨年リニューアル。大きめにカットしたフルーツをたっぷり使ったフルーツサンドが特に人気だ。

「フルーツサンド3切」(648円)/パン工房 橙


「フルーツサンド」(3切・648円)。ふんわり、しっとりのパンも絶妙。

■パン工房 橙<住所:京都市西京区嵐山朝月町21 電話:075-864-2828 時間:8:00~売切れ次第終了 休み:月曜、第4日曜 駐車場:2台(無料)>

色とりどりのおはぎに感動 松尾大社そばの和菓子店


松尾大社より徒歩3分の「京菓子処 松楽」は、松尾大社門前の南側に店を構える京菓子の店。色鮮やかな京おはぎや、松尾大社の亀の井の水を使った「大社酒まん」(6個入り・623円)など、素朴な味わいの和菓子が並ぶ。

「京おはぎ」各238円/京菓子処 松楽


南京餡、抹茶餡、つくね芋餡など12種類がある。「京おはぎ」(各238円)。

■京菓子処 松楽<住所:京都市西京区嵐山宮ノ前町45 電話:075-871-8401 時間:9:00~18:00 休み:水曜 駐車場:1台(無料)>【関西ウォーカー編集部】

編集部

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