長崎五島産焼きアゴをふんだんに! 福岡・志免の新店「博多あご出汁中華そば 六味亭」

九州ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

ラーメン好きが「ドラゴンロード」と呼ぶ福岡屈指の激戦区・県道68号沿いに2018年6月オープンした「六味亭」。屋号に“龍”が付く老舗の豚骨が存在感を放つラーメンロードにおいて同店は「博多あご出汁中華そば」で勝負をかける。アゴの種類、ダシのひき方にとことんこだわった珠玉の中華そば。普段豚骨派の方にも絶対食べてほしい。

味玉中華そば(大800円)。鶏の削り節、細かくした茎ワカメなど具にも趣向を凝らす


旨味がグイグイ!和食職人が作る、新しい「焼きアゴ醤油」


「六味亭」の店主・銘田俊介さんは和食歴20年以上。近くにある居酒屋「六味旬蔵」を経営しながら、麺特化店として勝負できる“アゴ出汁”の中華そばを研究していた。「質のよさに惚れ込んだ長崎五島産の焼きアゴで旨いラーメンができないかと試作を繰り返しました。実は、焼きアゴは脂がのりすぎていない幼魚の方が雑味、エグミのないピュアなダシが出るんです。焼きアゴを大量に使い旨味を全面に出した中華そばが完成しました」と銘田さん。和食の職人だけに、焼きアゴの香りが最も華開くダシのひき方を熟知している。

卓上の無料調味料。焼きアゴが浮いた「あご酢」、「六味スパイス」で味の変化が楽しめる


【写真を見る】唐揚げセット(250円)。麺メニューに付けられるセット。唐揚げはほんのりカレー風味


店長の岸原誠さん。たぎらせないようにダシを取り、アク取りにも余念がない


また、自家製のアゴ油、何度も魚にかけ焼きして旨味を重ねた「魚ダレ」で奥深いコク、少量の鶏スープで味に厚みを加えている。麺は中細縮れ。店主の細かいオーダーに応えてくれる福岡「製麺屋 慶史」に特注した熟成麺を合わせる。福岡ラーメン界に旋風を起こすのは間違いない「博多あご出汁中華そば」を先取りしよう。

カウンター7席、テーブル8席の15席。現在は昼のみの営業(夜営業の予定あり)


志免の県道68号(通称ドラゴンロード)沿いにオープン


[博多あご出汁中華そば 六味亭]福岡県糟屋郡志免町志免東2-1-10(吉原名店街内)/092-937-0055/11:30〜15:00(LO)/月曜休

取材・文=上村敏行、撮影=北嶋幸作

J.9

この記事の画像一覧(全7枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

ページ上部へ戻る