のどかな自然が広がる「東谷山フルーツパーク」で名古屋の味覚をいただき！

名古屋市内でありながら、地元の人達も足繁く通う自然と触れ合えるユニークな場所が名古屋市守山区にある。標高198.3メートルの東谷山(とうごくさん)にある「東谷山フルーツパーク」だ。年間通して43万人の来場がある人気スポット。

1980年4月の開園以降、毎年恒例「秋のフルーツフェア」などのバリエーションに富んだイベントが開催されている。名古屋観光で、ひと味違うフルーツの楽しみ方を体験しよう！

名古屋で楽しむ熱帯＆亜熱帯気候

2万2340平方メートルの広大な土地には、ナシ・モモなど15種類・約190品種の果樹が栽培されている。定期的に成熟した果実の収穫体験もあり人気を博している。また、「世界の熱帯果樹温室」にも注目してみよう。バナナを始め、熱帯・亜熱帯で育つ約100種類の珍しい果樹が揃う。大小2つのドーム型をしたこの温室は、東谷山周辺に多数存在する古墳群の一つ、前方後円墳をモデルに作られている。

フルーツに関する豆知識をたっぷり吸収

「くだもの館」は、果物に関する知識・情報を楽しみながら知ることが出来る施設。展示室では、栽培に関する情報を始め、果物の模型展示やクイズのコーナーもあり、年齢を問わず楽しめる内容が盛りだくさん。季節にあわせた期間限定の展示もあるので要チェック!!

旅の醍醐味！名古屋のおいしいフルーツを口いっぱい味わおう

名古屋の味覚は見て知るだけでなく、やっぱり味わっておきたいところ。館内にあるレストハウスでは季節のフルーツを活用したメニューを提供している。人気メニューは「パインボード(800円)」。おいしい旬のフルーツがてんこ盛り、どれから食べるか迷ってしまう一品だ。

もちろん、売店では果樹園で収穫したフルーツを販売するほか、しぼりたての生ジュースや、ボリューム満点のカットフルーツも購入することができる。

名古屋市で最も高い山のふもとにあるフルーツパークから山頂までは散策路が整備されており、のどかな景色を楽しむこともできる。山頂にある尾張戸神社までは片道約30分、プチハイキングコースとして人気。展望台からは濃尾平野に広がる名古屋市内を一望できる。人口230万人の大都市の中にある、貴重な自然を楽しんでみよう。

和田 早春