京都の湯豆腐は庭園とセットで！趣ある庭が魅力な湯豆腐の名店3選

古都京都で温まりたくなった時は、名物の湯豆腐が正解。カエデが彩る趣ある庭を眺めつつ、ほっこりとひと休みを＜※情報は京都ウォーカー(2018年9月14日発売号)より＞

料庭 八千代

料亭ではなく料庭。南禅寺そばの料理旅館｢八千代｣が手がける庭園レストランでは､作庭家・小川治兵衛による名庭を眺めながら､湯豆腐や会席料理が味わえる。精進料理が発祥とされる名物を､極上の空間でぜひ。

滋賀産の大粒大豆・福豊と京都の湧き水で作る豆腐は､なめらかな口当たり。御膳の竹には季節の八寸や胡麻豆腐など7品に､湯葉料理が1品付く。

16席ある庭に面した床席が特等席で､11月下旬から12月上旬には紅葉も。

【周辺の紅葉スポット】名勝 無鄰菴まで徒歩1分､南禅寺まで徒歩2分、総本山永観堂 禅林寺まで徒歩10分、平安神宮まで徒歩11分、知恩院まで徒歩12分

■料庭 八千代＜住所：京都市左京区南禅寺福地町34 電話：075-771-4148 時間：11:00～16:00(LO15:00)､17:00～21:30(LO19:30) 休み：なし 席数：80席 タバコ：禁煙 駐車場：4台(無料) アクセス：地下鉄蹴上駅より徒歩5分 昼・夜予算3500円/カード可/席料なし(個室のみ会席料理15%､湯豆腐・弁当10%)＞

湯豆腐 嵯峨野

元旅館の和空間と､広大な庭が魅力の湯豆腐専門店｡料理が湯豆腐のみなのは､確かな自信の表れ｡11月下旬から見ごろの紅葉を眺めつつ､柔らかな弾力を持つ嵯峨豆腐を味わえば､湯豆腐一本の信念に納得できるはず｡

精進揚げやひろうすの炊いたんなど､全10品が味わえる味わい豊かなコース｡

テーブル席の新館と本館があり､美しい庭を堪能するなら本館へ。

【周辺の紅葉スポットはココ】天龍寺塔頭宝厳院まで徒歩2分､天龍寺まで徒歩5分､渡月橋まで徒歩5分､野宮神社まで徒歩10分､常寂光寺まで徒歩15分

■湯豆腐 嵯峨野＜住所：京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町45 電話：075-871-6946 時間：11:00～19:00(なくなり次第終了) 休み：7月第4水木 席数：250席 タバコ：禁煙 駐車場：25台(無料) アクセス：嵐電嵐山駅より徒歩5分 昼・夜予算3800円/カード可/席料なし＞

龍安寺 西源院

石庭(方丈庭園)で知られる世界遺産・龍安寺の境内にひっそりと立つ｡修行僧が好んで食べた湯豆腐に､旬の野菜で彩りを加えた七草湯どうふが名物｡精進料理とのセットもある湯豆腐にほっこり癒されて｡

胡麻豆腐をはじめとした精進料理と七草湯どうふのセット｡七草湯どうふ単品は(1500円)

縁側に出れば､龍安寺の美しい鏡容池も見える。

【周辺の紅葉スポット】龍安寺まですぐ､仁和寺まで徒歩10分､等持院まで徒歩10分､大法院まで徒歩15分

■龍安寺 西源院＜住所：京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13 電話：075-462-4742 時間：10:00～17:00(LO16:30) 休み：なし 席数：100席 タバコ：禁煙 駐車場：約100台(食事利用で120分無料) アクセス：嵐電龍安寺駅より徒歩7分 昼予算1700円/カード不可/席料なし＞

関西ウォーカー編集部