キッザニア東京ってどんなところ?行く前に知っておきたい10の基礎知識
東京ウォーカー(全国版)
まるで大人のように仕事にチャレンジできる、職業・社会体験施設「キッザニア」。楽しみながら社会や経済の仕組みを学べると、ファミリーから絶大な人気を集めるスポットは、1999年にメキシコにオープンしたのがその始まり。
その後、2006年に日本に初めて「キッザニア東京」が誕生し、2009年には関西初となる「キッザニア甲子園」がオープンした。以降も、ポルトガルや韓国、マレーシア、チリ、イギリスなど各地でキッザニアが展開され、世界中の親子を魅了し続けている。リアリティあふれる街並みや本格的なユニフォーム、道具を使った仕事体験が魅力の“こどもが主役の街”へ、いざ出発しよう!
ポイント1:どんなところなの?
現実社会の約3分の2サイズで造られた街に、銀行やベーカリー、警察署など約60のパビリオンが並び、道路には救急車や消防車が走る。建物やユニフォーム、道具などは実在する企業が監修しているので、どれも本格的。
ポイント2:入場するには?
当日券の販売もあるが、枠に限りがあるので事前予約がおすすめ。特に土曜日・日曜日・祝日は多くの人が訪れるので、できるだけ早めの予約を心がけよう。大人だけや、大人と乳幼児(2歳以下)だけの入場はできない。
ポイント3:何ができるの?
好きな仕事を選んで働いたり、その給料で買物や習い事をしたりと、実際の社会で大人が体験するようなことができる。さらに、アクティビティで作った料理を食べられたり、形にした成果物を持ち帰れるのも魅力。
ポイント4:基本のルールはあるの?
入場について第1部は9:00~15:00、第2部は16:00~21:00の完全入替制となっている。予約もそれぞれの部ごとに行われ、一度入場すると子どもは一時退場・再入場はできない。また、すべてのアクティビティは3~15歳の子どもしか体験できない。さらに、一部を除いて、保護者のパビリオンへの入室はNGとなっている。
【この用語を覚えよう!】
・キッザニアン:キッザニアに来ている3~15歳の子どもたちのこと。アクティビティを楽しめるのはこのキッザニアンだけだ。
・パビリオン:キッザニア内にある病院や警察などの施設や店のこと。約60のパビリオンがあり、仕事などを体験できる。
・アクティビティ:それぞれのパビリオンで行われる仕事や習い事、サービスの総称。約100種類のさまざまな体験が可能。
・キッゾ:キッザニアの専用通貨のこと。仕事で得る給料やデパートでの支払いなどは、このキッゾを使用する。
・成果物:体験して作ったものや活動の証は成果物として記念に持ち帰れる。食べ物系はキッザニア内で食べよう。
・スーパーバイザー:子どもたちのアクティビティをサポートしてくれる大人のスタッフ。わからないことがあれば聞いてみよう。
ポイント5:入場までの流れ
予約を取っていよいよ入場。キッザニア東京への入場までの流れを把握しよう!
【1】朝イチは1Fに集合!
アーバンドック ららぽーと豊洲がオープンする10:00前に来たら、まず本館センターポート1Fへ。7:40ごろより前に到着した場合はキッザニアの看板がある所(入場待機場所)で並んで待つ。1つの予約につき、代表者(大人)1名で並ぶことも可。
◆駐車場利用時の注意
10:00までに到着した場合はエレベーター3のみが稼働している。駐車料金は第1部は5時間無料、第2部は4時間無料。それに1時間分無料サービスが付く。以降30分ごとに300円の料金がかかる。駐車券は入場手続きの際に提示を。
【2】キッザニア東京前で入場受付開始
第1部の場合、7:40ごろからキッザニアスタッフの誘導で、ららぽーと3Fにあるキッザニア東京前に移動し、入場受付を行う。
第2部は10:15~15:30の間、キッザニア東京前にて入場受付を行う。受付順に「第2部入場順番カード」(整理券)が渡されるので、そこに書いてある15:00以降の集合時間と集合場所を要確認。
受付時には、1つの予約につき代表者1名でも可能。予約が確認できるもの(下記必要なものリスト)を提示する。入場までにグループ全員が揃うようにしよう。
◆必要なものリスト
・Web予約:「eチケットお客様控」ページを印刷したものかQRコードの画面
・プッシュホン予約:予約番号と入場料金
・ケータイ予約:予約完了メールにあるアドレスにアクセスし、表示されるQRコードを保存した画面
【3】必要なアイテムをしっかりチェック
人数などのチェックが済んだあと、代表者には入国ホルダー、子どもたちには50キッゾ分のトラベラーズチェック、シティマップ、JOBスケジュールカードのアイテムが渡される。
【4】いよいよキッザニアへ入場開始
第1部は8:30ごろから、第2部は15:30ごろから入場開始。入場カウンターをグループ全員で通過し、“こどもが主役の街”へ。退場時にも入国ホルダー内のグループチケットに記載している人数全員がそろって出る。
ポイント6:体験の流れ
体験する前の受付や予約の方法などを把握して、よりスムーズに楽しもう!
【1】体験したいパビリオンを見つけたらさっそく行こう
入場したら、たくさんあるパビリオンのなかから一番体験したいものを選んで向かおう。すぐに定員に達して、受付が終了するパビリオンもあるので要注意。事前に候補をいくつか選んでおくのがおすすめだ。
【2】パビリオンの受付は“予約”または“列に並ぶ”
体験したいパビリオンが決まったら、そのパビリオンの前にいるスーパーバイザーに受付を頼む。入場時にもらったJOBスケジュールカードを渡して、受付をしよう。
【3】予約してから体験できるパビリオンを探そう!
あらかじめパビリオンで予約をすれば、集合時間までは自由に行動してもOK。2つ以上同時に予約はできないので注意を。予約後は、集合時間に間に合うパビリオンを探して並ぼう。
【4】順番がきたら体験開始
予約をした人は集合時間までに受付したパビリオンに戻る。列に並んだ場合は、自分の順番がくればOK。いずれの場合も先にトイレを済ませておくと安心だ。
ポイント7:撮影はできるの?
◆仕切りのない場所なら可能
ガラスや壁がないパビリオンや、街中で体験するアクティビティであれば、子どもの近くで直接撮影OK。常に近くにいられるので、子どもが楽しむ様子をしっかり撮ることができる。
◆大きな窓から様子をチェック
ほとんどのパビリオンでは大きなガラス窓が設置されていて、そのガラス越しに撮影できる。基本的にはパビリオン内の声は聞こえないので、動画よりも写真で撮影するのがベター。
◆大型モニターを撮影する
体験の様子が見えにくいパビリオンには、大型モニターが設置されている。モニターを撮影することも可能だが、キレイな写真を撮影するのは難しそう。フォトサービスも活用しよう!
ポイント8:JOBスケジュールカードを使いこなす!
アクティビティの受付には、入場時にもらう「JOBスケジュールカード」が必要。各パビリオンのスーパーバイザーに集合時間を書いてもらったら予約が完了。集合時間まではほかのアクティビティなどで自由に過ごすことができる。予約は2つ以上同時にできない。
ポイント9:インフォメーションボードをチェック!
各パビリオンの前に掲示されているインフォメーションボードをチェックしよう。アクティビティの詳細やサービス内容を確認することができる。何を体験するか迷ったら、こちらを参考に。
ポイント10:キッゾを使いこなす!
オリジナルキャラクターがプリントされたキッザニアの専用通貨「キッゾ」は4種類。仕事体験後に給料として受け取ったキッゾを使って、サービスを受けたり、預金をすることもできる。
キッゾをもらう
◆トラベラーズチェック
入場時に50キッゾ分のトラベラーズチェックがもらえて、そのまま使うことができる。
◆給料
仕事をすると給料として、5キッゾまたは8キッゾがもらえる。キッザニアクラブ東京会員は増額の場合もある。
キッゾをためる
◆銀行に預金
銀行で口座を開設しよう。利率は10%で半年ごとに利息が付く(キッザニア卒業の15歳まで預金可能)。
キッゾを使う
◆お客さんになる
キッゾを支払い、お客さんの体験ができる。ソフトクリームショップでのソフトクリーム作りや、はんこ屋ではんこを作ることも。
◆サービスを受ける
サッカースタジアムでは、10キッゾを払うと、シュートフォームと速度を測定して、シュート力を確認できる診断シートがもらえる。
◆デパートで買い物
さまざまな商品が並んでいるデパートでショッピングをしよう。実際にキッゾで買い物ができ、もちろん商品は持ち帰ることができる。
◆電子マネーカードを作成
電子マネーセンターで「e-KidZo(イーキッゾ)カード」が作れる。キッゾをチャージして、電子マネーとして支払時に利用しよう。
水梨かおる
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