北の“流氷まつり”は、氷を使った“うそのような勝負”が目白押し

東京ウォーカー(全国版)

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北海道の北東部に位置し、オホーツク海に面する紋別市。その寒さを象徴する“流氷”が大量に浮かぶ幻想的な海岸の景色を楽しめるばかりか、毎年恒例の「もんべつ流氷まつり」では、文字で読むだけでもその寒さにブルッときそうな氷を使った斬新なプログラムが目白押しだ!

「もんべつ流氷まつり」の様子


まず来場者を出迎えるのは、約5000本もの氷柱を使った氷像や巨大な氷の滑り台!目の前に広がる景色はまさに“アナ雪”ワールドだ。雪が積もる真っ白な町に、透き通った氷のオブジェが立ち並ぶ異空間に圧倒されるはず。

【写真を見る】夜は氷像がライトアップされるロマンチックな雰囲気に(画像はイメージ)


そして、お待ちかねの名物イベントが「氷柱ガマン抱きつき大会」。その名の通り、そそり立つ氷柱に抱きつき、タイムを競うというちょっぴりシュールなイベント。単純ながら、ツルツルすべる氷に抱きつくのは至難の技!わずか2~3秒で脱落するのが当たり前の過酷な競技だけに、参加者には観客から惜しみない拍手と声援が送られる。冷たい氷との触れ合いを通して、人の温かさも再確認できるかも!?優勝者賞品の豪華な海の幸を手に入れることができれば、まさに一生の思い出になりそうだ。

氷柱ガマン抱きつき大会


さらに、池から切り出した天然の氷を数人で引っ張ってタイムを競う「人間ばん馬大会」も開催される。決勝で使用する氷の重さが約500kgで、これまたミッションの難易度が高すぎるのだが……。「がんばれー!」と、悪戦苦闘するチャレンジャーたちを応援することで会場全体に一体感が生まれること間違いなし。

人間ばん馬大会


お腹が空いたら、カニやホタテなど紋別の海産物を楽しめる「味覚の市コーナー」へ。また、自慢の氷像がライトアップされるロマンチックな夜の会場の雰囲気も見逃せない。

1963年(昭和38年)に誕生して、今年で57回目を迎える「もんべつ流氷まつり」。長い歴史と他にはない特色を持つ、スペシャルなこのお祭り。たとえ寒さが苦手な人でも、一生に一度は行くべき価値がある。

浅原 聡

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