「関東学院大学×崎陽軒×横浜ウォーカー」のコラボ手みやげプロジェクト、ついに販売開始!
横浜ウォーカー
関東学院大学と崎陽軒、そして、横浜ウォーカーがタッグを組んで、コラボ商品を開発する「コラボ手みやげプロジェクト」。2019年11月1日にいよいよ実際の販売がスタートした。今回は販売開始に先駆けて行われた記者会見をレポートしながら、完成した商品を紹介しよう。
商品企画案の募集開始から販売まで1年半
記者会見ではまず、コラボ商品の発端から完成までの経緯が司会者から簡単に説明された。
そもそもの始まりは昨年3月に、KADOKAWAが発行した崎陽軒創業110周年・シウマイ誕生90周年を記念した「崎陽軒ウォーカー」。そこに端を発して、2018年4月、関東学院大学で経営学を学ぶ学生たちから商品企画案の募集がスタート。6月上旬に募集が締め切られ、8案の中から書類審査で4案に、8月の最終プレゼンテーションの結果、真保智行(しんぼ・ともゆき)ゼミナールの岡野チームが選ばれた。
その後、崎陽軒、学生チームの試作や検討が重ねられ、見た目、味、パッケージ、そして商品名などについて白熱した議論が繰り広げられたことは既報の通りだ。
そして崎陽軒も学生チームも満足のいく商品を作り上げるため、当初発売開始としていた2018年12月を延期し、今回の2019年11月1日の発売となった。
3者からの挨拶と学生からはスライドを使った商品紹介が
その後、「横浜ウォーカー」編集長の山本篤史(やまもと・あつし)、関東学院大学経営学部長の小山嚴也(こやま・よしなり)さん、崎陽軒の常務取締役の緑川美津雄(みどりかわ・みつお)さんの順で挨拶があり、それぞれの言葉でコラボ商品発売に向けた思いを語った。
その後、真保ゼミナールの学生チームがスライドを使って、コラボ商品の由来となった横浜のガス灯について説明がなされた。
いわく、初代横浜駅(現在の桜木町駅)は崎陽軒発祥の地。日本で初めて横浜に設置されたガス灯は、初代横浜駅にも設けられた。
そこで、横浜のガス灯を崎陽軒と同じように横浜と共に歩んできた、歴史的なシンボルとしてモチーフに選んだという。
気になる商品名は「横濱の灯り」に決定!
ガス灯をモチーフに据えた結果、商品名は「横濱の灯り」に決定。その魅力を表現するべく、パッケージの天面に学生自身が描いたガス灯のイラストを表示するだけでなく、曇りがかった半透明な素材を使うことによって、ガス灯からこぼれ出るあたたかな光を表現。
次に崎陽軒の開発担当者から、学生たちからエントリーのあった8つの案から、岡野チームが選ばれた理由などが説明された。
まず、若年層の女性をターゲットに設定し、そこに合わせた具体的な商品企画が提案されたこと。そしてそれが若年層・ミドル層にアプローチしたいという崎陽軒の思いとマッチしたこと、また、ガス灯をテーマとした点も、横浜の新名物にふさわしいと考えたことなど、評価ポイントはいくつもあったという。
理想を現実の商品にするための苦労も
開発担当者によると、最も苦労したのが、もちっとした柔らかい生地でフルーツフレーバーを包み、丸い形を保つこと。生地の配合の見直しやフルーツジャムを白餡とやわらかい生地で包む試作を何回も行い、食感や風味を損ねない工夫を重ねたという。
さらに「素材の色味、柔らかさを残して、焼き上げるのが難しかった」とのこと。
そこで取った方法が低温でじっくり焼くという方法だ。
神奈川・東京を中心とした崎陽軒の約150店舗で販売中
さて、肝心の味はいかがだろうか。「横濱の灯り」はレモン、あんず、ラズベリーの3種類。
実食してみると、どのフレーバーも生地のもちもち感がしっかりと感じられ、柔らかく噛みやすい。レモンはスッキリとさわやかなフレーバーが白餡とマッチしていて、ピールのほのかな苦みがアクセントに。あんずはきちんと独特の甘酸っぱさと香りが感じられ、ラズベリーは果汁の味わいが豊かに広がり、それぞれのフルーツが生かされた印象だ。
既に11月1日から神奈川・東京を中心とした崎陽軒の約150店舗で販売が開始されている「横濱の灯り」。横浜らしい手土産としてはもちろん、自宅でのティータイムでも楽しみたい商品だ。【ウォーカープラス/PR】
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