ナショナル・ギャラリー(国立絵画館) −2−

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子供向けには

ワシントンの第一級アート・コレクションは、間違いなく子供たちも楽しませ、刺激を与えることができる。その秘訣は、表情の薄い聖人やレースの襟を巻いた貴婦人たちの退屈な絵が展示された部屋をうまく避け(ただし、あなたの子供が表情の薄い聖人やレースの襟を巻いた貴婦人が本当に好きなら別だが)、子供が喜ぶテーマに絞ることにある。

そのためには、西館から見学を始めよう。そう、東館の方が建築物としてはより面白く、全体的により現代的な作品を収蔵しており、子供たちはおそらくそちらをより好むだろう。だが西館には、全体的な計画を立てるのに役立つ素晴らしい道具が備わっている。メインフロアのモール側入口近くにある、マイクロ・ギャラリーだ。タッチスクリーン・コンピューターがたくさん設置されていて、あらゆる方法でギャラリーの収蔵作品を切り刻むことができる。

子供連れ見学の目的として最適なのは、テーマによって検索することだ。たとえば、神話、文学、家族、動物、スポーツやゲームでもよい。子供たちに、ギリシャのヒーロー、兄弟姉妹、歴史上の人物、学校で習った芸術家など、興味のあるテーマを聞こう。コンピューターは該当する作品の小さな映像を取り出してくれる。その絵画や彫刻のある場所を示す地図をプリントアウトできるので、それを持ってアート・ハントに出発しよう。

西館の作品で子供たちが気に入りそうなのは、「ワトソンとサメ」「カードの家」、円形大広間の噴水、ここの両サイドに置かれた古典的な彫刻、モネの夢見るような部屋ではないだろうか。

西館の見学を終えたら最下階に降りて、地下の歩行路を使って東館へ行こう。(子供向けのお土産だけを揃えたセクションがある、ギフトショップの前を通る。)動く歩道(空港にあるような)は、それだけでもヒットだ。ガラスの壁にあたって水しぶきをあげるウォーターフォールもいい。

I・M・ペイの角張って広々とした東館は、子供たちには受けるはず。20世紀の色彩鮮やかな芸術――キャンバスにシミのような斑点を施した絵画、ファウンドオブジェ――などは、子供自身の作品を思い出させるかもしれない。芸術はおかしいこともあるんだね、と言いそうだ。芸術は美しくも、恐ろしくも、思慮深くも、挑発的にもなり得る。息子や娘たちと同じ様なものだ。
(文:ジョン・ケリー、クレイグ・ストルツ)

身体の不自由な方の入口:車椅子は、西館と東館の表玄関へは6番ストリートとコンスティティーション・アベニューから。


詳細情報

入館料:無料
メトロ:アーカイブス・ネイビー・メモリアル駅(グリーンライン、イエローライン)、ジュディシャリー・スクエア駅(レッドライン)
駐車:路上
開館時間:月〜土曜日は朝10:00〜昼5:00、日曜日は朝11:00〜夜6:00

text by Washington Post.com