【オランダ 2-1 コートジボワール】 コートジボワールの猛追をオランダが振り切る!勝てば決勝トーナメント進出決定のオランダと、負ければ終わりのコートジボワールとの一戦。試合は、両者の思惑がぶつかり合う激しい展開となった。先に点を決めたのはオランダ。23分にペナルティエリア付近でFKを得ると、キッカーのMFファン・ペルシーが強烈なシュート!コートジボワールのゴールに突き刺さって先制点を挙げる。コートジボワールは、攻撃的なオランダに対して高いラインで対抗。しかしこれをねらっていたのがファン・ニステルローイだった。27分、ロッベンからのパスを受け、ラインぎりぎりで抜け出してそのままシュート!これが決まって2-0。オランダの圧勝かと思われたが、ここからコートジボワールの逆襲が始まった!32分にMFゾコラの強烈なミドルシュートがゴールポストに直撃!オランダの守護神ファン・デルサールが一歩も動けなかった。33分にオランダのロッベンがシミュレーションでイエローカードを受けると、流れはさらにコートジボワールへ…。そして38分、身長163cmの小兵バカリー・コネが中盤左から斜め右へ電光石火のドリブルを見せ、そのままシュート!逆サイドのゴールネットへ放り込み、1点を返して2-1。勝敗の行方はまったく分からないまま、試合は後半戦へ突入した。後半に入ると、流れはさらにコートジボワールのペースに。絶対的な自信をもつ足技をベースに、オランダ・ゴールに迫るコートジボワール。76分にはCKからドログバが折り返してメイテが体ごとゴールに突進!あわや同点というシーンを作り出す。77分にはドログバがオランダのペナルティエリア内でDFに引っ張られて転倒…!と見えたが、ノーホイッスル。極めつけは終了間際のコートジボワ−ルの3本連続CK&FK!オランダは冷汗の連続だったが、我慢強く最後まで守り抜いて2-1で勝利。この瞬間、オランダは“死のC組”と言われた激戦区を、アルゼンチンとともに突破!決勝トーナメントに駒を進めた。さて、この試合のMIPはファン・ニステルローイか。4年前はまさかの欧州予選敗退で本大会出場を逃し、29歳の今大会が自身初出場。初戦では本来の動きが見られず、ノーゴールに終わったが、この日は不調ながらもきっちり得点!狂喜する目には涙も見えたような…?いや、涙を見せるのはトロフィーを手にした時に違いない。欧州屈指のストライカーの、決勝トーナメントでの爆発に期待が膨らむ。 |
 決勝点を決めたファン・ニステルローイ(写真右)はファン・ペルシーら抱き合い、喜びをあらわに |