【イタリア 1-1 アメリカ】 3人退場…、大荒れの試合は結局ドロー!試合序盤は、是が非でも勝ち点3がほしいアメリカが優勢に試合を進める。18分、パスを受けたMFデンプシーが、イタリアDFカンナバーロの股を抜く技ありシュート!しかしボールはゴール左へそれてしまう。そんなアメリカの攻撃が続いた22分、イタリアがFKのチャンスを得る。キッカー・ピルロの放った低い弾道のクロスに、FWジラルディーノがヘッドで合わせてゴーーール!劣勢だったイタリアが先制点を奪った。しかし直後の27分、アメリカの右サイドから放たれたFKをイタリアDFザッカルドが左足でクリア、と思いきやなんと空振り…。ボールは軸足に当たり、オウンゴールになってしまう。これで1-1となり試合は振り出しに。ここから試合の雲行きが怪しくなる。その直後、イタリアMFデ・ロッシがアメリカMFマクブライドと競り合った際にマクブライドの顔面にひじ打ち…。もちろんレッドカードで一発退場となった。1人少なくなったイタリアは、トッティを下げケガから復帰したばかりのガットゥーゾをボランチに投入する。その後激しい攻防が続き迎えた44分、今度はアメリカDFマストロエーニがパスを受けようとしたピルロにスライディング!これがスパイク裏を見せた悪質なプレーとされ一発レッドで退場処分に…。前半は1-1で折り返すが、2人の退場者を出す大荒れの展開となった。後半に入ってからも波乱は続く。47分、アメリカDFのポープがジラルディーノへの後ろからのタックルでイエローカード。これが2枚目のイエローとなったポープは退場となり、アメリカは9人で戦うことになった。数的優位に立ったイタリアは、54分にデル・ピエロ、62分にイアキンタを投入し攻撃に厚みを出す。一方のアメリカはドノバンを中心にカウンターねらいの姿勢。65分、そのカウンターから途中出場のMFビーズリーがシュート!ボールはゴールネットを揺らし、アメリカ逆転と思われたが、ゴール前にいたマクブライドがボールの軌道を変えようとわずかな動きをしたためオフサイドと判定され幻のゴールに…。イタリアも71分にピルロからの絶妙な浮き球をデル・ピエロが左足で合わせるも、GKケラーに阻まれ得点を奪えない。終了間際にイタリアが猛攻を見せたが決め手を欠き、大荒れの試合は1-1のドローで幕を閉じた。後味の悪さが残る試合ではあったが、プレーが光ったのはイタリアMFピルロ。先制点を呼んだFKはもちろん、司令塔トッティが抜けた後のチームで、数多くのチャンスメイク。MIPにふさわしい働きで、大荒れの中でも試合を引き締めるプレーを見せ付けてくれた。 |
 アメリカのMFドノバンとボールを奪い合うピルロ(写真左)。先制点のアシストの後も効果的なパスを出しイタリアの中盤を支えた |