【チェコ 0-2 イタリア】 アズーリ、8大会連続決勝トーナメントへ進出!チェコ、イタリアという欧州の2強が激突した好カード。引き分け以上で予選突破が決まるイタリアに対し、チェコは勝利を収めなければ突破が危ういため、勝ち点3をねらいにいく。試合は9分、イタリアのCKをしのいだチェコが、すばやくカウンター攻撃!左サイドでボールを受けたMFネドベドの絶妙なパスが、ペナルティエリア内へ進入したFWバロシュへ!しかし、バロシュのトラップが大きく、GKブフォンにキャッチされ、チャンスを逃す。続く11分、15分には、ネドベドが果敢なミドルシュート放ち、どちらもブフォンのファインセーブに阻まれたものの、チェコは猛攻を仕掛けるなかで流れをつかんでいった。一方のイタリアは、17分、守備の要であるDFネスタが、負傷でマテラッツィと交替…。アクシデントに見舞われたが、先制点を挙げたのはイタリアだった。26分、トッティの右CKを、ネスタと替わったマテラッツィが、打点の高いヘッドでズドン!セットプレーからのゴールでリードを奪った。この失点で予選突破に黄色信号がともり、焦りだすチェコ。前半終了間際には、MFポラクが2枚目のイエローカードで退場処分に…。後半を10人で戦わなければならなくなった。70分と84分にはネドベド、MFプラシルが積極的なミドルシュートを放ったが、得点に結びつかず、時間だけが過ぎていく…。対するイタリアは、堅い守りからカウンターという“お家芸”で逃げ切りを図る。そして、イタリアがチェコに引導を渡す時が来た。87分、チェコDFラインの裏を抜け出した、途中出場のFWインザーギが独走!GKと1対1になり、左へかわしてゴール!このダメ押し弾で勝負あり、イタリアが2-0で勝利して、グループ1位通過を決めた。チェコは、初戦の圧勝後にポイントゲッターのコレルをケガで欠いたことが影響してか、連敗して予選で姿を消した…。それにしても、ケガから復帰して、ワールドカップ初ゴールを決めたインザーギ。決定的なチャンスを2度もはずし、いずれも枠さえ捉えられていなかったが、最後はヒヤッとさせつつゴール。ワンタッチ・ゴールのスペシャリストが最も得意とするプレーで面目を保ち、狂喜した姿が微笑ましかった。復活ののろしを上げる“らしい”ゴールを決めたインザーギが、MIP。 |
 3度目の正直で、追加点を奪ったインザーギ(写真左)。持ち味である老獪なテクニックは健在だ! |