| ワールドカップ・ドイツ大会も、ついにベスト8決定!その顔ぶれは、ドイツ、アルゼンチン、イタリア、ウクライナ、イングランド、ポルトガル、ブラジル、そしてフランス。実力が拮抗している世界の強豪国が、待ったなしの一発勝負を繰り広げる。ご存知のとおり、決勝トーナメントに引き分けはない。前後半90分で決着がつかない場合は30分間の延長戦を行い、それでも勝敗が決しないとPK戦となる。ここで、PKに注目。圧倒的にキッカー有利のイメージが強いPKだが、実はそうでもない。今大会、ここまで56試合でPKの機会は22回あったが、ゴールは14回。つまり、成功率は64%…。3回に1回は失敗しているのだ。日本代表の守護神・川口がクロアチア戦でPKを止めたのも、まだ記憶に新しいところ。PKを獲得した途端、「1点ゲット!」と言わんばかりに選手たちが抱き合って喜ぶ光景をよく目にするが、そんなに楽観視できるものではない。失敗したら、自国民から何を言われることか…外すわけにはいかないという重圧によって、代表選手が足元を狂わせる可能性が十分あるからだ。ちなみに、過去ワールドカップにおいて、ドイツは3度PK戦を経験し、3度とも勝利。ブラジルはワールドカップ史上唯一、決勝でPK戦を演じて優勝したことがある。イタリアは90〜98年まで3大会連続、PK戦敗退を経験…など、8強に残っている国とPKとの相性はさまざまだ。これまで、多くのドラマを生み出してきたPK。決めて当然に見えるからこそ、選手も応援する側も、決まれば天国、外せば地獄を味わう。実力伯仲の8強のなかで、プレッシャーに負けず、決定機を確実にものにする国は?固唾を飲んで見守るその瞬間がたまらない!日本戦だと気が気じゃないけど。 |
 その大会を代表する選手に限って、PKを外すというジンクスも…(94年大会・決勝より) |