| 日本代表の3大会連続出場に沸いたドイツ大会も、6月22日のブラジル戦の大敗によって終わった、と思っている人も多いのでは?ところがどっこい、“日本のドイツ大会”が終わったのは、7月8日(日本時間9日)の3位決定戦でした。ホスト国ドイツが3位に入るか、40年ぶりにポルトガルが入賞を果たすかに注目が集まったこの一戦で、主審を務めたのが日本人審判の上川徹氏。予選B組イングランド×トリニダード・トバゴで主審を務めた上川審判が、1大会で2度目の主審としてピッチに立った。日本人審判がワールドカップに出場した歴史は意外にも古く、第1号は70年大会でペルー×ブルガリアの線審を務めた丸山義行氏。その後、86年、90年大会で日本人主審が登場し、98年大会から3大会連続で日本人の主審がピッチでホイッスルを鳴らした。3大会連続出場を果たしたのは、サッカー日本代表ばかりではないのだ。上川審判は、02年日韓大会に続き2度目のワールドカップ出場という快挙!3位決定戦という大舞台でも、豪快なミドルシュートを決めて喜びを爆発させた21歳の若造・シュバインシュタイガーに、すっとイエローカード。毅然とした態度で主審の仕事をみごとにこなした。思えばJリーグが発足した1993年、外国人選手たちから「日本の審判は、世界では考えられないジャッジをする」と泣かれていたが、それも過去の話。今後、ますます日本人審判がワールドカップという檜舞台に数多く登場し、活躍することだろう。蒼き戦士たちばかりでなく、“試合を作っている”日本人審判の今後の活躍にも期待したい! |
 「君、君、ユニフォームを脱いじゃいかんよ」…上川主審(42)にカードを出され、ユニフォームを着直すシュバインシュタイガー(21) |