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| 人類最大の祭典にして、代理戦争とまで言われるワールドカップ。数々のドラマたちがいま、蘇る! |
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神様、皇帝、将軍、そして空飛ぶオランダ人…
W杯は世界を熱狂させるスターのるつぼ
ワールドカップは1928年、ときのFIFA会長ジュール・リメらの提唱で、30年に第1回大会が南米ウルグアイで開催されたが、参加したのはわずか13か国…。本格的に強豪国が参加したのは、58年大会からだった!この大会でデビューを果たしたブラジル代表のペレは、3度もブラジルを優勝に導き、「サッカーの神様」と崇められる。以降、西ドイツの「皇帝」ベッケンバウアー、世界に衝撃を与えた「空飛ぶオランダ人」クライフ、神の手で有名な「天才」マラドーナらスーパースターが続々出現!ワールドカップは、多数のスター選手がスーパープレーを惜しげもなく披露する「人類最大の祭典」として、世界中の人々を魅了する大会となったのだ。 |
| 70年に3度目の優勝を決め、喜ぶサッカーの神様ペレ |
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| ベッケンバウワー(左)がトータルフットボールを破った74年 |
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「優勝が絶対条件」のイタリアが優勝!
しかしそこにはムッソリーニの影響が?
ファシスト体制のイタリアで行なわれた第2回大会。独裁者ムッソリーニが地元イタリア代表だけでなく、サッカー協会にも圧力をかけたとされる大会だ。イタリアは、事前にアルゼンチンからの主力選手を引き抜くなどして、見事に優勝を勝ち取る。しかし、試合中にレフェリーがイタリアにパスを送る(?)など、「時代」を感じてしまうひと幕も…。 |
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| 西ドイツ勢は猛抗議したが、判定は覆らず… |
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いまなお物議を醸している西ドイツの悲劇
サッカーの母国が生んだ疑惑のゴール!
イングランドで開催された大会で、ワールドカップ史に残る疑惑が発生!キャノンシュートで地元イングランドを引っ張るB・チャールトンと、皇帝ベッケンバウワー率いる西ドイツが激突した決勝戦。延長10分、イングランドの放ったシュートがバーに当たってゴールライン上に落ちた瞬間、主審はゴールを宣言!これが決勝点になってしまった。 |
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20世紀を代表するスーパースター2人が ワールドカップ史上に残る名勝負を披露
全員で攻めて全員で守る“トータルフットボール”で世界中を驚かせたオランダの「空飛ぶオランダ人」ことクライフ。ポジション“リベロ”を確立した西ドイツの「皇帝」ベッケンバウワー。この両雄が相見えた決勝の軍配は西ドイツに挙がったが、クライフがいなければ、サッカーの進化は20年遅れていたと言われている。 |
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| クライフにはゴールデンチャイルドの異名も |
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ケンペスの活躍でアルゼンチンが初優勝!
しかしその裏には、疑惑の影が…
地元で初優勝をめざすアルゼンチンは、決勝進出を懸けた大一番・ペルー戦で、「闘牛士」ケンペスを中心に6得点を奪い、見事に勝利!決勝でもオランダを破って初優勝したが、ペルー戦の前にアルゼンチン政府がペルー政府に、八百長を持ちかけたとか…。サッカーの場合、勝敗を巡って国際問題にまでなってしまうことがあるのだ! |
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| ジーコは3回出場したが、優勝経験はない… |
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イタリアのシンデレラボーイによって
ジーコら“黄金のカルテット”の夢、破れる!
ジーコ(前日本代表監督)、ファルカン(元日本代表監督)、ソクラテス、トニーニョ・セレーゾの“黄金のカルテット”を擁し、史上最強といわれたブラジル。1次リーグを3連勝し、優勝間違いなしと思われていたが、2次リーグのイタリア戦で、「シンデレラボーイ」ロッシにハットトリックを許し敗戦!優勝候補が姿を消すのもまた、ワールドカップ。 |
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アルゼンチンが生んだスーパースター マラドーナが伝説を連発!
20世紀最高のサッカー選手と言われる、マラドーナ。彼が生きる伝説となったのは、準々決勝のイングランド戦によるもの。堅守を誇る「サッカーの母国」に対し、“神の手”でボールをゴールに叩き込むと(ハンド)、その3分後には60メートルを独走!
最後はGKまでかわして5人抜きゴールを披露した。この大会では、ジーコやプラティニらスター選手も脇役でしかなかった。 |
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| 実況者は何度「マラドーナ」を連呼したことか |
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アジア勢、北朝鮮以来28年ぶりの勝利!
サウジアラビアの活躍に世界が驚いた
サッカー不毛の地と言われるアメリカで開かれた大会。欧州のゴールデン・タイムに試合開始時間を合わせたため、40度を越える猛暑のなかでの試合が多かった。しかしそんななかで魅せた、サウジの予選突破劇に世界中がビックリ!特にオワイランがベルギー戦で魅せた60メートル独走ゴールは、「熱さがサウジに味方した」と言われるほど、当時のアジア観を超越したスーパープレー! |
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若かりし貴公子が犯したあやまちで
優勝候補イングランドが敗戦!
大スター・ベッカムが、初出場のワールドカップでは大失態!1回戦のアルゼンチン戦、徹底マークにイライラを募らせたベッカム様は、後ろからのファウルで転倒して激怒!なんと“えびぞりキック”で反撃してしまう!この報復行為でベッカムは退場処分になり、1人少なくなったイングランドも敗北。ベッカムは本国で「10人の勇敢なライオンと1人の愚者」とこき下された。 |
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| 度重なるケガを克服したロナウドの…髪型! |
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「大五郎カット」のエース・ロナウドら
カナリア軍団が華麗な攻撃を披露!
ブラジル、ワールドカップ最多5度目の栄冠に!ロナウド、リバウド、ロナウジーニョの“3R”を中心とした圧倒的な攻撃力で、不安視された守備力をカバーしたカナリア軍団。ワールドカップ史上初めてドイツと決勝で顔を合わせた。この決戦で「大五郎カット」のロナウドが2点を挙げる大活躍!「大五郎カット」がプチ流行した。 |
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・30年 第1回ウルグアイ大会
ウルグアイ(初)
・34年 第2回イタリア大会
イタリア(初)
・38年 第3回フランス大会
イタリア(2)
・50年 第4回ブラジル大会
ウルグアイ(2)
・54年 第5回スイス大会
西ドイツ(初)
・58年 第6回スウェーデン大会
ブラジル(初)
・62年 第7回チリ大会
ブラジル(2)
・66年 第8回イングランド大会
イングランド(初)
・70年 第9回メキシコ大会
ブラジル(3)
・74年 第10回西ドイツ大会
西ドイツ(2)
・78年 第11回アルゼンチン大会
アルゼンチン(初)
・82年 第12回スペイン大会
イタリア(3)
・86年 第13回メキシコ大会
アルゼンチン(2)
・90年 第14回イタリア大会
西ドイツ(3)
・94年 第15回アメリカ大会
ブラジル(4)
・98年 第16回フランス大会
フランス(初)
・02年 第17回日韓共催大会
ブラジル(5)

・30年大会 8点
ギジェルモ・スタビーレ(アルゼンチン)
・34年大会 4点
アンジェロ・スキアビオ(イタリア)/オルドリッヒ・ネイエドリー(チェコスロバキア)/エドモンド・コーネン(ドイツ)
・38年大会 8点
レオニダス(ブラジル)
・50年大会 9点
アデミール(ブラジル)
・54年大会 11点
シャンドール・コチシュ(ハンガリー)
・58年大会 13点
ジュスト・フォンテーヌ(フランス)
・62年大会 各4点
ガリンシャ、ババ(共にブラジル)/レオネル・サンチェス(チリ)/バレンチン・イワノフ(ソ連)/イエルコビッチ(ユーゴスラビア)/フローリアン・アルベルト(ハンガリー)
・66年大会 9点
エウゼビオ(ポルトガル)
・70年大会 10点
ゲルト・ミュラー(西ドイツ)
・74年大会 7点
グジェゴシ・ラト(ポーランド)
・78年大会 6点
マリオ・ケンペス(アルゼンチン)
・82年大会 6点
パオロ・ロッシ(イタリア)
・86年大会 6点
ゲーリー・リネカー(イングランド)
・90年大会 6点
サルバトーレ・スキラッチ(イタリア)
・94年大会 6点
フリスト・ストイチコフ(ブルガリア)/オレグ・サレンコ(ロシア)
・98年大会 6点
ダボル・シュケル(クロアチア)
・02年大会 8点
ロナウド(ブラジル)

<1位>14点
ゲルト・ミュラー(西ドイツ)[70・74年]
<2位>13点
ジュスト・フォンティーヌ(フランス)[58年]
<3位>12点
ペレ(ブラジル)[58・62・66・70年]/ロナウド(ブラジル)[94・98・02年]
<4位>11点
シャンドール・コチシュ(ハンガリー)[54年]/ユルゲン・クリンスマン(ドイツ)[90・94・98年]
<5位>10点
ヘルムート・ラーン(西ドイツ)[54・58年]/ルイス・クビジャス(ペルー)[70・78・82年]/グジェゴシ・ラトー(ポーランド)[74・78・82年]/ゲーリー・リネカー(イングランド)[86・90年]/ガブリエル・バティストゥータ(アルゼンチン)[94・98・02年]
 <1位>25試合
ローター・マテウス(ドイツ)[82・86・90・94・98年]
<2位>23試合
パオロ・マルディーニ(イタリア)[90・94・98・02年]
<3位>21試合
ウーベ・ゼーラー(西ドイツ)[58・62・66・70年]/ブワディスワワ・ジムダ(ポーランド)[74・78・82年]/ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)[82・86・90・94年]
<4位>20試合
グジェゴシ・ラトー(ポーランド)[74・78・82年]
<5位>19試合
ベルティ・フォクツ(西ドイツ)[70・74・78年]/ボルフガンク・オベラート(西ドイツ)[66・70・74年]/カールハインツ・ルンメニゲ(西ドイツ)[78・82・86年] 
・30年大会
18試合70得点、平均3.89点
・34年大会
17試合70得点、平均4.12点
・38年大会
18試合84得点、平均4.67点
・50年大会
22試合88得点、平均4.00点
・54年大会
26試合140得点、平均5.38点
・58年大会
35試合126得点、平均3.60点
・62年大会
32試合89得点、平均2.78
・66年大会
32試合89得点、平均2.78
・70年大会
32試合95得点、平均2.97点
・74年大会
38試合97得点、平均2.55点
・78年大会
38試合102得点、平均2.68点
・82年大会
52試合146得点、平均2.81点
・86年大会
52試合132得点、平均2.54点
・90年大会
52試合115得点、平均2.21点
・94年大会
52試合141得点、平均2.71点
・98年大会
64試合171得点、平均2.67点
・02年大会
64試合161得点、平均2.52点 |