オシムジャパン初の公式戦は終盤のセットプレーからの2得点で勝利!対戦相手のイエメンはFIFAランク125位。ホームで戦う日本は勝つことはもちろん、できるだけ得点をとってグループリーグで有利な位置に立ちたい。気温も湿度も高い新潟で始まった一戦は序盤から全員守備で守りを固めるイエメンに対し、一方的にボールを支配する日本が攻め込む展開。日本はFW巻の高さやFW田中達のドリブルなどで崩そうとするも、なかなかチャンスを見出せない。自陣深くまで引いた相手に、オシムの言う「考えるサッカー」ができない日本は苦しい流れのまま前半を終了した。後半、DF駒野に替えてオシムサッカーを学んできたジェフ千葉のMF羽生を投入。その羽生の動きでリズムを作りかけたかに見えるも、ゴールが遠い日本。52分には、3トップでは!?と思わせるほど再三再四オーバーラップしてくるDF闘莉王が低い弾道のシュートを放つも枠を捕らえられない。迎えた70分、日本は三都主の右CKを、ニアに飛び込んだMF阿部がヘディングシュート!!!待ちに待った先取点を決める。その後も攻め続けた日本は、替わって入ったFW佐藤寿がロスタイムでFKからのボールをヘディングシュート、GKがはじいたところを自ら詰めて左足でゴール!30本のシュートを放ちながら、2得点と苦しんだ日本。試合後オシム監督が「アイデアのあるプレーが不十分だった」と語るように、なかなか「考えて走るサッカー」を体現できなかった日本だが、カードをもらうことなく、しっかり勝ち点3を得るという結果を残した。日本代表はいったん解散し、再び9月のアジアカップ予選前に集められる。次戦は初のアウェイ、しかも2連戦(9月3日対サウジアラビア、同6日対イエメン)。大会3連覇に向けて、オシムジャパンはどんな成長を見せてくれるのか?
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 得意のドリブルで何度も突破を図り、ファウルを誘った田中達。巻との“たつまき”コンビは不発に終わったが、ゴールへ向かう姿勢は強く感じられた |