日本代表、ロスタイムに我那覇の代表初ゴールでイエメンに勝利!標高2300m、日本の酸素の75%しかないイエメンの首都サヌアで行われたアジアカップ最終予選、日本×イエメンは、ハードな消耗戦となった。先の8月16日、ホームで対戦し、2-0で辛勝した蒼き戦士たちだったが、アウェーのこの日は大苦戦!前半は、リズムをつかめない日本に対し、ホームのイエメンもカウンターの機会をうかがう、という形で膠着状態に。しかし、30分過ぎから日本代表が徐々にペースをつかみはじめ、31分に右サイドからFW田中達也が出したセンタリングにフリーのFW巻が頭で合わせる!ボールはゴールマウスをとらえられなかったが、この試合初めてのいい形を見せる。続く36分には田中から出た縦パスを巻が、44分には華麗なパス回しで、と再三イエメン・ゴールに迫ったが、得点を奪えないまま0-0で前半を終了した。後半、開始からオシム監督に「掻き回してこい」と指示を受けた佐藤寿人が、田中達也に替わってピッチに立つ。試合の主導権を渡さない日本代表は62分、パスをつないでゴール前に走り込んでいたDF坪井がフリーでシュート!71分には巻−佐藤のラインからゴール前のMF遠藤へパスが通ったが、ミスキックでボールを浮かせてしまう。ボールを支配しつつも、ゴールが奪えない。この歯がゆい戦況を打破するため、オシム監督はMF羽生に替えて我那覇を投入すると、84分、その我那覇が左から上がったセンタリングをヘディングシュート!決定的な場面だったが、ボールは無情にもゴール右へとそれていき、オシム監督は持っていたペットボトルを投げつける…。刻々と過ぎていく時間と、積もり続けるフラストレーション。ロスタイムに入り、このままスコアレスドローかと思われたその時だった。右サイドからのアーリークロスを巻がヘッドでゴール前に落とし、詰めていたのはまたも我那覇!体勢を崩しながらも右足で合わせ、ゴール左隅に突き刺した。1-0!そのまま日本が逃げ切り、インドがサウジアラビアに負けた(1-7)ため、日本の最終予選グループ2位以内が確定。アジアカップ2007本大会出場が決定した。おめでとう、日本!
|
 現在、Jリーグ得点王争いで日本人2位(1位:佐藤寿人)の我那覇(写真左)が代表初ゴール! |