やはりこれが海外組の実力!?3月24日に日産スタジアムで行われた親善試合・ペルー戦は、海外組の中村俊輔と高原直泰の活躍で日本代表が圧勝した。07年のオシムジャパン初戦となったこの一戦。ペルーは欧州でプレーする選手を招集していないとはいえ、選手一人一人が個人技に長けた実力派チーム。試合は立ち上がりから互いにシュートを放つ場面まで至らず、こう着状態が続く。その静寂を破ったのが、俊輔だった!サイドチェンジを含めたロングフィードで、加地、駒野ら両サイドバックを走らせる。生まれたスペースを見つけて攻撃の形を作っていき、19分、日本はペナルティエリア付近でFKを得る。キッカーはもちろん、中村俊輔。俊輔の蹴り込んだボールに、ゴール前の巻が頭でどんぴしゃ合わせてゴーーール!巻自身、オシムジャパンでの初ゴールを挙げた。実はこのゴール、ペルーDFがゴール前に陣取る高原を警戒するあまり、巻へのマークが甘くなったことで生まれた得点。高さを生かし、地面に叩きつけるお手本どおりのヘディングを決めた巻も見事だが、このケースを誘発した高原の存在感も光った。さらに、2点目も海外組の2人から生まれる。54分、左サイドで得たFKを俊輔が中央にクロスし、高原がボレーシュート!右足でボールをはたき、巻きつけるように振り抜いて放ったボールがペルーのゴールに突き刺さった。ビューティフルゴール!ペルーも個人技を生かして日本に襲い掛かったが、この日の日本代表は守備も安定していた。1人が抜かれてもほかの選手が体を寄せ、相手に余裕を与えない。中澤&闘莉王のCBコンビも高さでペルー攻撃陣を圧倒!後半に2点目が入った後は、日本のペースで試合が進み、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。この試合、日本の圧勝で終わったが、その反面、課題も見えたのでは。国内組と海外組との連携にたびたびズレが生じ、コンビネーションの完成度の低さが目立った。得点はセットプレーから生まれたもので、個人の技術に頼ったところが大きい。今後、チームに安定感を求めるには、コンビネーションの精度を上げていくことが必要になりそうだ。
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 DFに執拗なマークを受けても倒れなかった高原。欧州でフィジカルの強さが数段アップしたことを証明! |