アジアカップに向けての国内合宿が24日から始まった。当初25日からの開始を予定されていたが、アジアカップ本番まで時間がないことから1日も早くと24日からのスタートとなった。しかし、23日にJリーグの試合があったため、24日は自主参加ということもあって、集まったのはたった10人・・・。選手よりスタッフのほうが多いという状況だった。25日になると怪我人である田中マルクス闘莉王(浦和)と水本裕樹(千葉)以外の28人が参加。合宿2日目はオシム監督ならではの複数のビブスを使ってのパス練習から始まった。就任当初は戸惑いをみせたこの練習も、今では多くの選手が理解を示している。休憩をはさんでから行われたのは、13対13の変則的な人数での大ゲーム。FWのチーム分けは高原直泰(フランクフルト)と巻誠一郎(千葉)の2トップと、佐藤寿人(広島)、矢野貴章(新潟)、前田遼一(磐田)の3トップに。現時点でのレギュラーFWコンビと、控えFWトリオがしのぎを削るなど早くも本番モード突入! 途中には接触プレーで鈴木啓太(浦和)が倒れこむ場面も見られるなど、最終登録メンバー23人に残るため激しい争いが繰り広げられた。練習前にはアジアカップで対戦するカタール、UAEの過去の試合をビデオで確認。相手の特徴をつかんでから練習を行うなど、本番まで時間がない中、内容の濃い練習にしようという姿勢がうかがえる。限られた時間の中でアピールしなければならない選手たち。オシム監督も選手を見極めながら、大会3連覇に向けチームの完成度を高めていかなくてはいけない。日本代表一行に残された時間はあとわずか。アジアカップの初戦が行われるその日まで熾烈な争いは続く。
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 23日の清水戦で右ひざを痛めた闘莉王。全治3週間とアジアカップ出場は厳しい状況だが、「まだ希望を捨てていない」とあきらめていない。オシム監督からも信頼が厚いだけに早い復帰が待たれる。Photo:望月仁/アフロ |