カメルーン代表を大分に迎えて行われた一戦。日本代表は3トップという布陣で臨んだ。3トップには代表デビューとなる前田遼一(磐田)や、オシムジャパンで初出場の大久保嘉人(神戸)が名を連ねた。試合は、個の力で勝るカメルーンが、欧州で活躍するサミュエル・エトー(バルセロナ)を中心に積極的に攻撃を仕掛ける。一方、日本も大久保、田中達也(浦和)が得意のドリブルに流動的なポジションチェンジを織り交ぜ相手DFを翻弄していく。どちらもなかなかペースを掴めずにいる中、日本が25分にゴール左側でのFKを獲得。蹴るのは遠藤保仁(G大阪)。右足から放たれたボールに田中マルクス闘莉王(浦和)がニアサイドで合わせる。軌道が変わったボールは、GKの頭上を越えゴールに吸い込まれ、日本が格上のカメルーンから見事先制点を挙げる!しかし、世界ランキング15位のカメルーンがこのまま黙っているはずがない。豊富な運動量でボールを支配し、自分たちのリズムを作り出していく。日本のミスなどもあって決定的なチャンスを迎えるが、こちらも最後の場面でミスが多く、日本は何とかリードを保て試合を進めていった。そして後半44分、相手の攻撃を耐え抜いていた日本に追加点が生まれる。CKのこぼれ球を、途中出場の山瀬功治(横浜FM)が豪快なミドルシュートを突き刺し試合を決定付けた。日本は相手の個人技に苦しめられたが、何とか勝利を掴むことに成功。オシム監督も「試合は選手達にとって良い経験になった」と、アフリカの強豪国に勝利した結果を称えた。9月は欧州遠征が控えるオシムジャパン。海外組も召集が予想されるこの試合で、個の力を発揮し進化した代表を見せることができるか!?
|
 3月以来の代表復帰となった今回。攻めては1ゴール、守っては完封と代表になくてはならない存在ということを証明した。 |