五輪代表が17日に行われるベトナム戦に向けて動き出した。6、7日に行われる強化合宿の参加メンバー20人を招集した。
カタールに敗れ2位に転落し、後がなくなった日本。これまで、1トップを主なシステムでやってきた反町康治監督だが、最終予選で奪った得点は4試合でわずか3得点と決定力不足を露呈している。
五輪出場には大量得点を奪っての勝利が必要となることから、ベトナム戦ではFWの枚数を増やし、1試合平均1得点にも満たない攻撃陣にテコ入れするため、今回のメンバーには過去最多タイとなる5人のFWを招集した。メンバーは常連となっている平山相太(F東京)、岡崎慎司(清水)、李忠成(柏)の3人に加え、カレン ロバート(磐田)と興梠慎三(鹿島)が復帰を果たした。
エースが存在しないチーム事情もあり、誰にでもチャンスがある中、注目は興梠だ。今季Jリーグでの出場時間は、502分と5人の中で最も少ないながら6得点を記録し、90分平均得点とシュート決定率で5人中トップに立っている。4日に行われた天皇杯でもキレのいいドリブルを見せるなど、調子も上々。井原正巳コーチも「点を取らないといけない状況で、調子がいい選手、Jで結果を出している選手に白羽の矢が立つのは当たり前」と興梠へ期待を寄せる。
これまで守備ありきで戦ってきた日本だが、今回ばかりはそうはいかない。失点を恐れずどれだけ攻撃に出れるかがカギを握るだろう。
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 スピードに乗ったドリブルが魅力の興梠。DFの裏を取る動きにも優れ、決定力の高さも示している。FW、MFと複数のポジションをこなす |