アジアの頂まであと1つ。14日、浦和レッズがアジア王者をかけ、セパハン(イラン)をホーム・埼玉スタジアム2002に迎える。
思い起こせば、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)が開始されたのは2002年。日本からは毎年2チームが参戦し、アジア制覇を目指し挑戦を続けてきたが、06年まで5大会連続グループリーグ敗退・・・。
代表チームではアジアで好成績を残せるのに、クラブではなぜ勝てなかった。理由としていくつかあるが、大きな要因として協会のACLに対する姿勢が挙げられる。他国はACLという大会の価値を重んじていることから、自国リーグを中断してまでコンディションを整えて臨むのに対し、日本はリーグ戦の合間に組み込まれ、過酷な日程でこなさなければならなかった。そのような状況で力を発揮できるわけはなく、予選リーグを突破することもできず敗れ去っていった。
だが、2007年、アジア制覇に本格的に動き出したのが浦和だった。オフに、阿部勇樹を千葉から獲得し、ターンオーバー制が行うことが可能な戦力を整えた。これが功を奏し、疲労を溜まらぬようにリーグ戦とACLでメンバーを入れ替えながら試合をこなし、グループリーグを突破、決勝の舞台まで駒を進むことに成功した。
敵地で行われた決勝第1戦では、標高1650mという不慣れな環境の中、先制するも後半開始早々に追いつかれるという嫌な展開に・・・。案の定、その後はセパハンの猛攻に遭うもののGK都築龍太を中心に守りきり、アウェイを引き分けで乗り切った。
アウェイでの死闘を乗り切り、日本に帰ってきた浦和。14日に控えた運命の第2戦にはDFの要、田中マルクス闘莉王が怪我から復帰。今や日本代表にも欠かせない存在となった闘将の復帰がチームのもたらすものは大きい。そして、何より、6万を超える大歓声がチームを後押しする。
浦和がアジアの歴史に名を刻むときがやってきた。アジア王者のタイトルを手中に収めるべく、最後の戦いが始まる。
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 決勝戦のチケットは約2時間で完売。スタジアムが真っ赤に染まること間違いなし。大歓声を受けて、決戦に挑む! |