28日、岡田ジャパンの初陣となったチリ戦が国立競技場で。岡田武史監督は、3トップではなく、1トップの裏に3人の攻撃的MFを置いた4-4-2のフォーメーションで試合に臨んだ。
イビチャ・オシム前日本代表監督から岡田監督へと監督が交代し、どんなサッカーが展開されるか注目されたこの試合。序盤は両チーム慎重な立ち上がりとなった。日本は細かいパス回しからチャンスを伺っていくがどうもパッとしない。肝心のシュートまでなかなか持っていくことができないでいた。日本の選手はパスの意識が強く、必要以上にボールを回しすぎるため、チリの選手にカットされピンチを招くこともしばしば…。また、エースとして期待された高原直泰(浦和)も前線で孤立する場面が目立ち、見せ場はほとんど作ることが出来ず。試合は淡々と両チーム無得点で進んでいくのであった。
そんなお寒い状況を変えたのは、高原に代わって投入された大久保嘉人(神戸)だった。大久保は持ち前の動き出しの速さを生かし、相手の背後を突く動きでチリDF陣に混乱を与えていった。大久保の投入で勢いが増した日本、そして観客席。だが、日本代表に付きまとう“決定力不足”という永遠の課題が噴出していく。いい動きを見せ、ゴール前でチャンスを迎えるものの、決定機をことごとくはずし無得点。スコアレスドローで終え、なんとも消化不良な試合になってしまった。
次戦はボスニア・ヘルツェゴビナと対戦を控える日本。オシム前監督の観戦も噂されるこの試合では“新生・日本”の本来のサッカーが見せてもらいたい!
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 途中出場ながらチーム最多となる4本のシュートを放った大久保。ゴールこそ奪えなかったが、インパクトを残した。 |