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荒れた試合を制し、初タイトルに望みをつなぐ!(2/21)
 初戦を引き分けた日本、そして韓国に敗れた中国の両チームにとって、優勝するためには何が何でも勝たなければいけない試合となった一戦。

 北朝鮮戦で同点ゴールを奪った前田遼一(磐田)も負傷で帰国し、怪我人だらけの日本。岡田武史監督は、限られた選手の中で新戦力を試しながら試合に臨むことになった。

 完全アウェイという状況の中、先制したのは日本。この日、左サイドバックでスタメン出場を果たした駒野友一(磐田)のクロスを、田代有三(鹿島)と相手GKが競り合い、こぼれたところを山瀬功治(横浜FM)がボレーシュートを叩き込む!日本が北朝鮮戦同様、サイドからの突破で重慶を静まり返らせた。

 先制した日本だが、サイドチェンジを駆使した中国のサイド攻撃に苦しめられる。幾度となくピンチを迎えるが、GK楢崎正剛(名古屋)を中心に体を張った守りで無失点に凌いでいく。すると、苛立ちを募らせた中国の選手がラフプレーを連発。前半のロスタイムに、ドリブルで突破を図った田代への“カニ挟み”スライディングに始まり、極めつけは後半10分。安田理大(G大阪)が裏へ抜け出しGKと1対1になると、飛び出したGKの頭上を越えるループシュートを放つ。その無防備な状態に相手GKはまさかのとび蹴りをお見舞い。明らかにボールを無視して人を狙ったと思える行動に、日本選手、そして岡田監督は激怒!安田は担架に運ばれ途中退場に。その後も、度重なるラフプレーや審判のホーム寄りの判定に苦しみながらも何とか耐え抜き、貴重な勝利を手にした。

 勝利を収めたが、なんとも後味の悪いゲームとなったこの試合。次は優勝を懸け、永遠のライバル韓国と対戦する。



岡田ジャパンにおいて、4試合に出場し3得点と今や欠かせない存在となった山瀬

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