26日、敵地・マナマで行われるバーレーン戦に臨む日本代表。14日には、代表メンバーが発表された。
東アジア選手権でのメンバーを中心に、怪我や体調不良で辞退していた高原直泰(浦和)や大久保嘉人(神戸)らも復帰。また、海外組からはドイツ1部リーグ・フランクフルトで活躍する稲本潤一が選出された。
そんな中、今回サプライズ招集となったのがドイツW杯以来、実に1年8ヶ月ぶりに代表入りした玉田圭司(名古屋)。玉田本人も「驚いた」と語る今回の招集には、岡田武史監督のしたたかな狙いがあった。「グラウンドが非常に悪いので、パスをつなぐサッカーは難しいかもしれない」と、岡田監督は視察の際に敵地のピッチの状況を確認。日本のお家芸である“パスサッカー”が展開できない可能性も示唆した。そんな状況で必要となってくるのが、玉田のようにドリブルを得意とし、1人で突破できる選手というわけだ。さらに、玉田はジーコ監督時代の04年にバーレーンと対戦した試合に出場しており、その際2ゴールを決め相性も抜群である。
現在、日本のエースである高原が、先ほど開幕したJリーグで2試合無得点、所属チームも2連敗と絶不調。昨年のJリーグ得点王、川崎のジュニーニョが日本人への帰化申請の準備を進めていることが判明し、実現すれば日本代表候補になることは必至の状況だ。そうなれば代表のFW争いは一段と激しさを増し、高原といえども代表落選ということも大いに考えられる。日本代表にとって永遠の課題として存在する“FW陣の決定力不足”。その課題を打破するべく、バーレーン戦は勝利とともにFW陣の奮起が期待される一戦となる。
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 15日の浦和戦でも、持ち味のドリブルと前線からの献身的な守備で、チームの今季初勝利の大きく貢献した玉田。 |