W杯3次予選の大一番、敵地マナマでのバーレーン代表との一戦。日本代表はなすすべなく敗れた。結果こそ0−1だが、シュート数ではバーレーンの13に対し、日本はたったの5と、まさに完敗といえる内容だった。
両チーム慎重な立ち上がりから始まった試合、徐々に持ち前の個人技とカウンターを生かし攻めに出るバーレーンに対し、日本はペースを掴むことができない・・・。この試合、日本はこれまでの4バックではなく3バックでDFを形成し、中盤に5人の選手を置くことで試合をコントロールしようとした。しかし、結果的にこの戦術は誤算に!? 試合を支配することはおろか、DFと中盤の間にスペースが生まれバーレーンに幾度となくチャンスを与える結果となってしまった。更に、3バックの穴となるサイドを巧みにバーレーンに付かれる場面も。失点の場面も、ロングボールがサイドに渡り、そこからのセンタリングをバーレーンのエースであるA・フバイルに押し込まれるという形であった。
海外組が招集できなかったことや、高原直泰(浦和)の直前での離脱などいくつかの不安要素はあったものの、試合1週間前に中東入りし合宿を行い、準備は万全。それにもかかわらず、決定機すら作れずに終えてしまったということは、今後に向けても非常に不安が残る結果となった。
ドイツW杯の惨敗から、イビチャ・オシム前監督の下、"日本独自のサッカー”を推し進めてきた日本代表。しかし、前監督が病床に倒れ、引き継ぐ形で指揮を執る岡田監督は今回自らのスタイルである3バックで試合に臨んだ。皮肉にもこの決断が今回の敗戦の大きな原因となった。次戦は6月2日、横浜でオマーンを迎える岡田ジャパン。この試合を含め、6月にはW杯3次予選4試合が組まれている。どこまでチームを立て直すことが出来るか、監督の手腕が問われる。
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 FWとして先発した大久保嘉人(神戸)。だが、シュート0本と不本意な結果に・・・。 |