バーレーン代表に敗れ、チームの改革を宣言してからの初となる合宿。新メンバーも多数招集されたが、チームのコンセプトにも大きな変化が見られた。岡田武史監督が示したコンセプトは守備で積極的にプレスをかけるということであった。オシム前代表監督時代も“走る”ということでは同じだが、岡田監督はそれ以上の運動量を要求。とにかくプレスをかけて、しっかりと守備を行うということであった。
23日に行われた筑波大との練習試合で、そのコンセプトは明らかになった。45分のゲームを2本行い、1本目は香川真司(C大阪)のゴールで、2本目は永井雄一郎(浦和)と赤嶺真吾(FC東京)の得点で勝利を収めた。この試合、日本代表はFWから激しくプレスをかけて、守備では無失点に抑え成果を見せたが、手放しで喜べるかというと疑問が・・・。
確かに積極的なプレスで守備は安定したが、攻撃はというと3得点奪ったものの、相手DFを崩してのゴールというものは見られず、アジア予選などで格下に引いて守られた相手から点を奪えるかが疑問となった。
また、この試合に出場したある選手からは「この(多くの運動量を要する)サッカーを中東でやるのは無理」という声も。岡田監督自身は「チームコンセプトをだいぶ理解してくれている」と手ごたえを感じていたが、選手と監督の間に食い違いが生じている。
新戦力の台頭という成果はあったものの、6月のW杯予選に向け、また問題が発生か!?
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 練習試合でゴールを決めた赤嶺。Jリーグでの活躍が反映され、選出された選手が結果を残した |