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2008.7.9(水)更新
【動画・インタビュー】
日台合作「闘茶 tea fight」に出演した戸田恵梨香
自身をお茶に例えるとプーアル茶。その真相は?
【動画・インタビュー】日台合作「闘茶 tea fight」に出演した戸田恵梨香自身をお茶に例えるとプーアル茶。その真相は?
本作でアジア映画デビューを果たした戸田恵梨香。エドワード・ヤン監督の秘蔵子と言われるワン・イェミン監督の現場をたっぷりと語ってくれた
【動画・インタビュー】日台合作「闘茶 tea fight」に出演した戸田恵梨香自身をお茶に例えるとプーアル茶。その真相は?
ご自身をお茶にたとえるとプーアル茶だとか。「プーアル茶は脂肪分解作用があって、身体の中の汚いものを流してくれる効果がありますよね」
【動画・インタビュー】日台合作「闘茶 tea fight」に出演した戸田恵梨香自身をお茶に例えるとプーアル茶。その真相は?
直球でも変化球でも、投げる質問に対して真摯に答えてくれた戸田恵梨香。実にクレバーで好感度アップ!
【動画・インタビュー】日台合作「闘茶 tea fight」に出演した戸田恵梨香自身をお茶に例えるとプーアル茶。その真相は?
“闘茶”とは、中国・唐の時代から始まった茶の質、風味、様式美、精神性を評価しあう競技のこと。戸田は先祖代々からの“茶の呪い”を言い訳に仕事をサボるダメ親父(香川照之)を立ち直らせようとする気が強い少女・美希子を演じる
【動画・インタビュー】日台合作「闘茶 tea fight」に出演した戸田恵梨香自身をお茶に例えるとプーアル茶。その真相は?
ダメ親父役の香川照之と、和菓子屋の息子役の細田よしひことの息の合った掛け合いにもご注目
【動画・インタビュー】日台合作「闘茶 tea fight」に出演した戸田恵梨香自身をお茶に例えるとプーアル茶。その真相は?
闇の茶市場を牛耳るマフィアのヤン役をビック・チョウが熱演
■「闘茶 tea fight」は7月12日(土)よりシネマライズほか全国順次ロードショー
[c]2008 TEA FIGHT FILM ASSOCIATION
【戸田恵梨香 プロフィール】
とだ えりか 1988年、兵庫県神戸市生まれ。2000年にNHK朝の連続小説「オードリー」で女優デビュー。「エンジン」(2005)、「野ブタ。をプロデュース」(2005)、「ギャルサー」(2006)、「奇跡の動物園 〜旭山動物園物語」(2006〜2008)などドラマを中心に活躍。「ライアーゲーム」(2006)では連続ドラマ初主演を果たして注目される。同年「デスノート」の弥海砂役で映画初出演し、その後「デスノート the Last name」(2006)、「L change the WorLd」(2008)にも出演。そのほか、映画の主な出演作に「ユメ十夜」(2007)、「天国は待ってくれる」(2007)、「Presents うに煎餅」(2007)など。本作に続きAMY MORI監督作「恋極星(こいきょくせい)」や、紀里谷和明監督作「GOEMON」が待機中

【STAFF&CAST】
監督:ワン・イェミン 製作:唯敷和彦 前田直典 久松猛朗 陳慧玲 脚本:山田あかね 撮影:陳志英 音楽:ショーン・レノン 主題歌:SUPER BUTTER DOG「あいのわ」 出演:香川照之 戸田恵梨香 ビック・チョウ チャン・チュンニン 細田よしひこ エリック・ツァン(2008日=台/ムービーアイ)102分
>> 公式サイト
予告編[闘茶 tea fight]
戸田恵梨香インタビュー(6分11分) [闘茶 tea fight]
>> 「闘茶 tea fight」上映スケジュール
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「ワン監督の現場では、良い緊張感を持ちながら
思いっきり演じることができました」


 “闘茶”と聞いて、一瞬何を思い浮かべるだろうか? 映画「闘茶 tea fight」でヒロインを演じる戸田恵梨香は、初めてタイトルを聞いたとき「頭の中がクエスチョンだらけだった」と笑う。お茶を武器に少林寺拳法さながら闘うことを想像してしまいそうになるが、“闘茶”とは、中国・唐の時代から始まった茶の質、風味、様式美、精神性を評価しあう競技のことである。
 戸田は先祖代々からの“茶の呪い”を言い訳に仕事をサボるダメ親父(香川照之)を立ち直らせようとする気が強い少女・美希子を演じる。美希子は、その呪いを解く鍵を探しに台湾に旅立つが、闇の茶市場を牛耳るマフィアのヤン(ビック・チョウ)らの登場で、幻の茶に秘められた謎に巻き込まれていく。

 本作は、エドワード・ヤン監督の秘蔵子と言われるワン・イェミンが監督を務めた、日本・台湾の合作映画だ。戸田にとっては大事な節目となる作品になるわけだが、“アジア・デビュー”は順調だったのだろうか。
「台湾スタイルなのか、監督のスタイルなのかわからないんですが、ワン監督はほとんどテストをやらないんですよ。『こういう気持ちで演じて欲しいけれど、エリカはどう思う?』」って聞いてくれて、話し合いが終わったら『じゃあ、本番!』」って。最初はビックリしたんですけれども、良い緊張感を持ちながら思いっきり演じることができたので、私にはすごく合っていました」

 さらに華流の先駆けであり、日本でも大人気のF4メンバーのひとりビック・チョウが出演していることも話題のひとつ。まだまだ謎に包まれたビックの隠された人柄は……。
「ビックは、自分の世界を持った人。役になりきる彼のおかげで、敵対する私自身も『近づきたくない!』っていう感情を自然に生み出すことができました。でもたまに絶対ウソだとバレるようなことをニヤニヤしながら言うんですよ。意外に冗談も好きなお茶目な人なんだなって思いました」
「この闘いはまだ半分までしか来ていない。
きっと長くて時間がかかる闘いになる」


 もともとお茶好きで、特に中国茶は映画撮影の前から茶器まで揃えるほどハマっていた戸田。本作では、お茶を女性、男性に見立てるという面白い試みをしているので、戸田にも「自身をお茶に例えたら?」とちょっとだけイジワルな質問をぶつけてみた。
「えー、何だろう。プーアル茶かな。プーアル茶は脂肪分解作用があって、身体の中の汚いものを流してくれる効果がありますよね。私自身、汚い部分は好きではないし、自分にウソをついてまで我慢したくないというところがあるので、似ているかも。明るいものや空が好きという部分は、爽やかなジャスミン茶かもしれない」

 直球の質問にも変化球にもすぐに明確な答えが返ってくる。“ゴスロリ(ゴシック・アンド・ロリータ)ファッション”があまりに板についていた『デスノート』シリーズ(2006)や、騙されやすい女性を演じた『ライアーゲーム』(2007)といった影響で、どうやら“戸田恵梨香”なる人物の本質を捉え違いしていたようだ。戸田演じる少女は「あぁ、こんな子、確かにいるよね!」と言いたくなるほど身近な存在でありながら、そこに素の“戸田恵梨香”はほとんど存在していなかったことに改めて気づかされる。
「以前は、役を自分に近づけるようにしていましたが、それは“戸田恵梨香”になってしまい、そのキャラクターの魅力がなくなってしまうと気がついたんです。自分が役に近づいていくというアプローチをするようになったら、キャラクターの個性を見つけることができたり、お芝居を変えていくことができたりして、やりがいを感じるようになりました」

「お茶の闘いがテーマではなくて、この作品では“争う”とは誰かと競ったり、比べたりすることではなく、“自分自身と闘うこと”だと教えてくれます」と見どころを話す戸田。それでは彼女自身が闘っていることはあるのかと尋ねてみる。少し考え込んでから真摯な瞳で前を見据えながら答えてくれた。
「私は、まだまだ自分の演技に納得がいかないんです。演じていていつも悩んだり、壁にぶつかったり……。自分自身と闘って、自分で納得が出来る演技ができるまで、もっとすごく長い期間がかかるとは思いますが、頑張っていきたいです」

 いつも明るくて、ちょっとマイペースなイマドキの女の子。そんな風に彼女を見つめていたが、おそらく“戸田恵梨香”はずっと先に進んでしまっている。それでも彼女が演じる女の子は「きっとこんな子いるよね!」というリアリティを纏いながら、私たちにシンパシィを与え続けてくれるに違いない。まずは「闘茶 tea fight」で、ダメ親父を心から愛しながら、京都弁でガチンコ勝負するほど気が強い少女・美希子で一服してはいかがだろう。

(取材・文/筧みゆき)



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