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| レイチェル・ドーズ役を凛として演じたマギー・ギレンホール |
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| エレガントなドレスで貫禄も十分! |
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| ゴッサムシティにはびこる犯罪集団を倒し続けるバットマンことブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)。そんな彼の前に、史上凶悪な犯罪者ジョーカー(ヒース・レジャー)が出現する |
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| レイチェルの装いもキャリアを感じさせるものに。前作「バットマン ビギンズ」でケイティ・ホームズが演じたレイチェルよりも断然大人の魅力が出た感じ |
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| レイチェルは、バットマン、すなわちブルースと、アーロン・エッカート扮する地方検事ハービー・デントとの間で揺れ動く |
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手に汗握るスーパー・アクションにも大興奮! ■「ダークナイト」は8月9日(土)より丸の内プラゼールほか全国ロードショー TM & [c]DC Comics [c]2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved |
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【STAFF&CAST】 監督・脚本:クリストファー・ノーラン 脚本:ジョナサン・ノーラン 出演:クリスチャン・ベール ヒース・レジャー マイケル・ケイン アーロン・エッカート マギー・ギレンホール ゲーリー・オールドマン モーガン・フリーマン(2008米/ワーナー)152分

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「レイチェル役を演じる時に決めたのは、 ふたりの男性を等しく愛していくことでした」

いよいよ今週末公開となった、「バットマン」シリーズ最新作「ダークナイト」。本作で、バットマンことブルース・ウェインと、新任地方検事ハービー・デントというふたりの男性に思われるヒロイン、レイチェル・ドーズに扮したのが、マギー・ギレンホールだ。いや〜、こういう三角関係こそ、女優冥利に尽きる役だわね。 本作でのバットマンは、ヒース・レジャー扮するシリーズ最凶の敵ジョーカーに窮地に追いやられる。加えて、街に光を差す期待の星ハービーからも、恋愛においてはピンチを強いられるわけだから、二重苦かも!? そこで、来日したマギー・ギレンホールに、レイチェルの役作りと、ふたりの男性との愛について聞いてみた。
非常によく練られた脚本だが、マギーは本作のどんな点が気に入ったのか。 「ヘリなどが出てくるようなアクションの脚本はこれまで読んだことがなくて。あまり慣れてない内容だったので、読んでる時に想像ができなかったんです。だから、完成された映画を観た時、いい意味で驚かされました。台詞もストーリーも本当によくできていたし。でも、オファーを受けたいと思った理由はそこではないんです。この役を受けたのは、クリストファー・ノーラン監督と仕事をしたかったから。ノーラン監督は俳優とコラボレートしながら作り上げていくタイプの監督だと聞いていたし、共演の俳優陣も素晴らしかったので。演じたレイチェルというキャラクターは、みなさんとコラボレートしていった感じがしますね」
今回のレイチェル役は、前作「バットマン ビギンズ」(2005)でケイティ・ホームズが演じたキャラクターとは少し異なり、地に足のついた大人の女性の魅力が感じられる。演じる上で気をつけた点は? 「アメコミが原作の作品だと、あまりやることのないヒロイン像になりがちだけど、やっぱりそうはしたくなくて。ハートも知性も守っているような、豊かで深みのあるキャラクターにしたいと思いました。また、他の男性のキャラクターと同様に、自分の住む場所をよりよい場所にしたいという情熱をもってる女性にしたかったのです」
ノーラン監督から、役作りに対するリクエストはあったのだろうか。 「やはり監督も同じ考え方で、自分なりの力をもっている、すなわち自我をもっている女性にしたいということでした。でも、それは現場で監督から言葉で要求されたというよりも、そもそもこのオファーを受けてレイチェルの話をした時点で、目指す女性像は監督と同じでした。そこからリハーサル、撮影をして、何か違うところがあれば話し合って解決していくという、そういうコラボレーションでした」 |
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本作のバットマンは、ゴッサムシティを苦しめる犯罪集団を、警部補と地方検事ハービーの力を借りておさえ込むという設定だ。とは言えハービーは、バットマンに協力しつつも、その一方で彼の“私刑”執行人の立場にもいるわけだ。よって、ブルース、レイチェル、ハービーの三角関係もより複雑になる。マギーはブルースからの愛についてはどう受け止めていたのか。 「彼女はブルースが自分のことを心から愛してくれていることをたぶん知ってるんです。バットマンの素性を知ってるわけだから、お互いにものすごく信頼もしている。ただ、ブルースには、何かが欠けていることもよく知ってるんです。実は、レイチェルを演じる前はあまり思わなかったけど、現場に入って彼の倫理観やヒーローのあり方などをいろいろと目の当たりにして、マギー・ギレンホールというよりは、レイチェル・ドーズとして『あなたは何様のつもりの?』というような気持ちも少し沸いてきたりしました。ブルースが、常に自分のやり方を押し通すことに抵抗を感じたりもするんです。でも、それとは裏腹に、バットマンに助けられたりする時は、彼にメロメロになったりする。レイチェル自体が、彼に対してすごく矛盾した感情を抱いていったと思います。 また、本物の女性だから、大人の女性だからこそ、夜、バットマンになってしまう男性と生きていくことの大変さもすごく感じていたんじゃないかと」
ハービーを選ぼうとしたレイチェルに共感はできたのだろうか。 「レイチェル役を演じる時に決めたのは、ふたりの男性を等しく求め、愛していくということでした。もちろん確かにひとりを選ぶのだけれども、心の中ではふたりを愛し続けたと思います。というのも今回は、ふたりに対する愛が等しくなければ成立しないと感じたので、そういう演じ方をしました」 「どちらかを敢えて選ぶとしたら?」という問いにも 「そういう気持ちで、ふたりのキャラクターのことを思っていたので、自分自身の思い入れもふたりに対して同じくらいありました。だから、それについては答えられないし、そもそも考えることすらできないんです」とのこと。 なるほど。そんな3人の愛の行方に、観客は釘付けになること必至!
最後に、ヒース・レジャーが扮したジョーカーと共演した感想について聞いてみた。 「よく映画の宣伝で“最凶”のキャラクターだと言われてますが、でも彼を見ていて、何か魅力を感じたりする瞬間があることも事実です。そういうキャラクターを成立させるのは稀なことだし、そういう意味でも素晴らしいパフォーマンスだったと思います」
アメコミ映画の枠を超えた秀作と名高い「ダークナイト」。すでに全米では、歴代のメガ・ヒット記録をいくつも塗り替えたが、その人気の理由はシリーズのネーム・バリューだけに留まらない。IMAXカメラを駆使した驚異の映像など技術系はもとより、マギーたちが織り成す非常に深みのある人間ドラマ、そしてラブ・ストーリーがなんとも見ごたえがある。ファンは言うまでもなく、アメコミ映画やアクション映画に尻込みしてきた女性陣にこそ、腰を据えて見てほしい!
(取材・文/MovieWalker山崎伸子) |
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