暖かくなり、サクラやチューリップなどの花々が咲く季節になった。今回は、4月から5月がベストシーズンの東海地方にある花絶景イベントを紹介する。今しか撮れないフォトジェニックな光景が広がるので、カメラを片手に出かけよう!
雪を頂く富士山と約80万株の芝桜が共演
「富士芝桜まつり」(山梨県富士河口湖町)は、2020年4月11日(土)から5月31日(日)まで「富士本栖湖リゾート」で開催される。ジャイアントローズ、モンブランなど8品種、約80万株の芝桜が咲き、広大な敷地を埋め尽くす。「富士山うまいものフェスタ」と題して、会場内には富士山周辺の名物グルメやイベントオリジナルメニューも大集合。
【イベントDATA】花:ジャイアントローズ(芝桜)など約18品種 / 昨年の入場者数:約50万人
■富士芝桜まつり / 会場:富士本栖湖リゾート / 住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212 / 電話:0555-89-3031(富士芝桜まつり事務局) / 時間:8:00~17:00(混雑状況により変更の場合あり) / 休み:期間中はなし / 料金:入場料 中学生以上 800円(税込)ほか
浜名湖周辺が色付く!3カ月続く花の饗宴
浜名湖周辺にある15施設が一丸となり、花のリレーで春の到来を告げる「浜名湖花フェスタ2020」(静岡県浜松市)が、2020年3月20日(祝)から6月14日(日)まで開催される。今年はメイン会場の「はままつフラワーパーク」が開園50周年のリニューアルを行い、イベントがスケールアップ!1300本のサクラと50万球のチューリップが一度に楽しめる、桜とチューリップ庭園など、メルヘンな風景にうっとりすること間違いなし。
ほかにも「浜名湖ガーデンパーク」では、4月上旬から下旬まで約30万株のネモフィラが花ひろばをおおう”青いじゅうたん”や、GWが明けるころには、花の美術館で約250品種500株のバラを眺めることができる。
【イベントDATA】 花:ファーストクラス(チューリップ)など数千品種 / 昨年の入場者数:約115万人
■浜名湖花フェスタ2020 / 会場:はままつフラワーパーク、浜名湖ガーデンパークほか / 住所:静岡県浜松市西区舘山寺町195(はままつフラワーパーク)、静岡県浜松市西区村櫛町5475-1(浜名湖ガーデンパーク) / 電話:053-487-0152(浜名湖花フェスタ2020実行委員会) / 休み:施設により異なる / 料金:施設により異なる
3000本以上のシャクナゲが咲き乱れる
赤塚植物園が運営するシャクナゲの栽培見本農場を、開花時期限定で一般公開する「シャクナゲまつり」(三重県津市)が、2020年4月3日から5月6日(祝)まで開催される。200品種3000本以上が咲き乱れる風景は圧巻だ。通常は山奥に多く見られるシャクナゲだが、起伏のない平地にあるので歩いて気軽に散策できる。土日祝を中心に、専門家が樹木の説明やシャクナゲを紹介してくれる見学ツアーも開催される。
【イベントDATA】 花:スーパーローディー(シャクナゲ)など約200品種 / 昨年の入場者数:約1万人
■シャクナゲまつり / 会場:赤塚シャクナゲガーデン / 住所:三重県津市高野尾町字西豊久野1902-1 / 電話:059-230-2121(アカツカFFCパビリオン) / 時間:9:00~16:30(入園 ~16:00) / 休み:期間中はなし / 料金:入場料 大人 700円(税込)ほか
高原の春を彩るカラフルなチューリップ
「ひるがの高原 牧歌の里」(岐阜県郡上市)は、季節の花と高原の動物に親しむテーマパーク。アルパカなど動物との触れ合い、クラウンショー、パンやピザの手作り体験など、多彩なイベントを毎日開催している。5月上旬は、24品種約20万球のチューリップが花盛り!園内をゆっくり周遊する「ロードトレイン」(税込 300円)に乗って、花畑を車窓から満喫しよう。
【イベントDATA】 花:オックスフォード(チューリップ)など約30品種 / 昨年の入場者数:約4万5000人
■ひるがの高原 牧歌の里 / 住所:岐阜県郡上市高鷲町鷲見2756-2 / 電話:0575-73-2888 / 時間:10:00~17:00、土日祝 9:00~ / 休み:期間中はなし / 料金:入場料 大人 1200円(税込)ほか