日本酒「久保田」などで有名な新潟県の蔵元・朝日酒造が、4月18日(土)にYouTube Liveでオンラインイベント「オンライン蔵フェス 2020」を開催する。
もともと「蔵フェス」は2018年から始まったイベントで、昨年は約4000人が来場した人気の催し。今年も「蔵フェス 2020 in 朝日山」として開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により現地でのイベントは中止となった。しかし、新たな取り組みとしてオンラインで開催することになった。
「オンライン蔵フェス2020」はYouTubeの「朝日酒造公式チャンネル /ASAHI-SHUZO SAKE BREWING」で18日(土)15時~16時に配信する。杜氏や蔵人が登場し、普段は足を運ばないと見ることのできない酒蔵を、動画を見てバーチャルで酒蔵見学を体験できる。また、イベントで披露を予定していた「酒造り唄」も動画で配信するほか、4月1日の出荷からクオリティアップした「久保田 萬寿」や「久保田 千寿」などの紹介も行う予定。
バーチャル酒蔵見学の見どころについて、朝日酒造担当者は「お客様目線で撮影した動画で、実際の酒蔵見学コースでも見ることのできない、麹室や酒母室の中や酒造りの様子もご案内します。また、滅多に見ることのできない山廃の仕込みの様子もご覧いただけます」と語る。オンライン参加だから実現した貴重な映像となりそうだ。
ライブ配信中はチャットで質問も受け付ける予定で、杜氏や蔵人に気軽に質問できるチャンス。視聴者プレゼントも用意しているようだ。海外ではSAKEとして注目が高まっている日本酒文化。貴重な酒蔵見学を楽しもう。