外出できない今だから、おうちで絶景写真を見る「行ったつもりツアー」を提案。<※情報は「関西ウォーカー2020年7号」(20年3月17日発売号)より>
平安時代、清和天皇の病を祈祷で治したことに由来する大阪府の「勝尾寺(かつおうじ)」は、「勝運の寺」として信仰を集めている。
多種多様な桜が勝運の寺を彩る
平安時代、清和天皇の病を祈祷で治し、喜んだ天皇が「ここは王に勝った寺、勝王寺である」と命名。のちにあまりにおそれ多いと「王」 を「尾」に控え「勝尾寺」となった。以来「勝運の寺」として信仰を集めている。
1603年に豊臣秀頼によって再建された山門をくぐると、 弁天堂が浮かぶ弁天池が広がる独特の造りをした境内。橋を渡った先に「勝ちダルマ奉納棚」がある。約80000坪の広大な境内では、 早咲きのカンヒザクラをはじめ、 シダレザクラ、サトザクラ、ヤマザクラなどさまざまな桜が楽しめる。
山門前に咲くシダレザクラは圧巻!
雄大な山の麓に広がる境内で、さまざまな種類の桜が楽しめるのが魅力。特に山門前に咲くシダレザクラは圧巻。ここの桜は遅咲きなので、街の桜が散ったあとにも楽しむことができる。
※今は絶景を家で楽しみ、不要不急の外出は控えましょう