【行ったつもり絶景】 紫色の雨が降り注ぐ! 藤が織り成す幻想の世界(兵庫「白毫寺」)

関西ウォーカー

外出自粛により実際に行くことはできないが、絶景を見て、おうちでおでかけ気分を楽しみたい。兵庫県丹波市の「白毫寺(びゃくごうじ)」は、1300年以上の時を刻む天台宗の古刹。現世と仏の世界を結ぶと言われる太鼓橋や数百匹のニシキゴイやマゴイが悠々と泳ぐ心字池などがある境内は、お寺というよりちょっとした庭園のような雰囲気だ。

桜、藤、スイレンなど四季の草花が見事なことでも知られ、特に5月の「九尺ふじ」と呼ばれる藤棚は圧巻の絶景!<※情報は「関西Walker2020年7号」(20年3月17日発売号)より>

紫色のシャワーのような巨大な「九尺ふじ」



全長120m、幅9mの巨大な藤棚に咲き誇る「九尺ふじ」。巨大な藤棚から垂れる長い花穂は、まさに紫色のシャワーのようだ。満開の時期は込み合うので朝イチがおすすめ。夜のライトアップで色の変化が見られるのは、ライト点灯後、30分ほどしてからになる。

巨大な藤棚に咲き誇る「九尺ふじ」


「九尺ふじ」の色は時間によって変化する



昼間は太陽の下で、藤の花本来の鮮やかな紫色を楽しむことができる。「九尺ふじまつり」期間中は幻想的なライトアップの演出も実施。LEDライトの白色、昼光色、オレンジ色に加え、水銀灯、ハロゲンライトと5種類のライトを使用。この色温度の差によって、撮影すると、見た目以上に色の差がはっきりし、オーロラのように写る。※「九尺ふじまつり」は2020年は中止となりました

【画像を見る】藤の花本来の鮮やかな紫色を楽しめる昼の様子

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