新型コロナウイルスの影響で、福岡が全国に誇るグルメカルチャーの屋台も営業自粛ムード。そんな今だからこそ、屋台を応援する仕組みが立ち上がった。それが、クラウドファンディングのプロジェクト、「【SAVE THE YATAI】福岡天神の歴史ある屋台を救ってください!」だ。
5月末まで限定!屋台支援でうれしいリターンがずらり
現在、福岡市内に103軒ある屋台のうち、天神・渡辺通エリアにある11軒が参加を表明しているプロジェクトで、福岡市移動飲食業組合の協力もあり、5月上旬には参加店舗は30〜40軒程度に増える予定。
リターンを活用して、コロナ終息後にお得に屋台を楽しむ!
支援は1000円からできる仕組みで、例えば3000円支援で、プロジェクト参加店舗にて利用できる屋台きっぷ2枚(1枚につき、ドリンク1杯+おすすめメニュー1品を楽しめるチケット)をリターン。1万円支援で、オリジナル扇子+参加店舗3軒まで使える会計10%オフチケット+屋台きっぷ1枚など、新型コロナウイルス終息後に利用できる特典がずらり!11パターンのリターンから、支援金額によって選べるシステムだ。
集まった支援金は、宣伝広告費、リターン品製作費、配送料、クラウドファンディング手数料、そのほかの経費を差し引いた金額を、プロジェクト参加屋台に等分して渡す。
同プロジェクトの発起人で、『大衆鉄板屋台 ナカナカナカ』の大将でもある高野将樹さんは、「屋台文化や長い歴史をはじめ、屋台で生まれる交流、お客様の笑顔を守りたいという思いで、このプロジェクトを立ち上げました。新型コロナウイルス終息後は、常連のお客様はもちろん、県外にお住まいの方もご来福いただき、屋台ならではの雰囲気を楽しんでいただけたら」と話す。
さらに、『博多っ子純情屋台 喜柳』の大将、迎 敬之さんも「屋台の大きな魅力は、スタッフはもちろん、お客様同士の距離の近さだと思います。そのコミュニケーションをとるのも、今の状況では難しい。一日も早く、楽しい時間をお届けできるよう、みなさまの力をお貸しいただきたいと思っています」と続ける。
クラウドファンディングのプロジェクトを通して、お気に入りの屋台を応援するのもよし、支援後にもらえるリターンを活用して、今後の福岡旅行を、より楽しいものにするのもよし。今すぐは出かけられないが、新型コロナウイルス終息後の楽しみの一つとしてチェックしてみよう!
【SAVE THE YATAI】福岡天神の歴史ある屋台を救ってください!
https://camp-fire.jp/projects/view/257408