自宅ごはんのランチに欠かせない、やきそば。でもなんとなく作って食べてる人は多いだろう。たかがやきそばと侮るなかれ。有名中華料理店のやきそばじゃないの⁉と自分を褒めたくなる一品だって作ることができる!“やきそば伝道師”としても知られる、タベアルキストのマッキー牧元さんにとっておきの超ご自慢レシピを教えてもらった。
心も胃袋も満たされる、鉄板の旨さ!ザーサイ&豚肉あんかけやきそば
材料
やきそば細麺(蒸し) 1袋
豚挽き肉 100g
ザーサイ 50g
長ネギ 10cm
干しエビ 約8g
溶き卵 1個分
鶏ガラスープ(顆粒) 大さじ1/2
片栗粉 大さじ1(同量の水で溶く)
塩 少々
サラダ油 大さじ1
作り方
【下ごしらえ】
やきそばの麺を袋の上からよく揉む。ごま油少々(分量外)をひき、中火で熱したフライパンにほぐした麺を入れ、落としぶたなどで軽く押さえながら表面がカリカリになるくらいまで焼きつける。同様に裏面も焼く。干しエビを水150ml(分量外)に浸し、戻しておく。挽き肉は室温に戻しておく。
1.長ネギをみじん切りにする。ザーサイは粗めに刻む。水で戻した干しエビもみじん切りにし、干しエビの戻し汁に鶏ガラスープを入れ、混ぜておく。
2.サラダ油をひいたフライパンを強火で熱し、挽き肉をほぐしながら炒め、塩を加えて表面がカリッとするまで炒める。続いてザーサイ、干しエビの身を加えてさっと混ぜたら、干しエビの戻し汁(約120ml)とネギを加え、ひと煮立ちしたところで水溶き片栗粉を回し入れ、とろみをつける。
3.仕上げに溶き卵を加えて全体を混ぜたら、卵が半熟程度で火を止める。あらかじめ焼き付けた麺を皿に盛り、上からあんをたっぷりとかけて出来上がり。
「自画自賛で申し訳ないが、コレ本当にウマいんだ」とマッキー牧元さん。奥深い旨味の素となっている干しエビが味の決め手とか。
■教えてくれたのは…マッキー牧元さん
国内外問わず、ひたすら旨いものを食べ歩く東京生まれ東京育ちのタベアルキスト。守備範囲は超高級料理店から立ち食いそばなど庶民の味まで幅広く網羅。「超一流のサッポロ一番の作り方」(ぴあ)など著書多数。また「東京最高のレストラン」(ぴあ)では毎年選者として関わり、多くの美食店を紹介している。